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久しぶりに仕事の話をしようと思います。 普段、メーカーでR&D、つまり研究開発をしていることはプロフィールや以前の日記で綴った通りです。 研究所勤務ってやつです。 研究所は7つの研究室に別れており、 自分の所属する研究室は20名弱で構成されてます。 さらに、当研究室には研究テーマに基づく4つのチームに別れています。 デスクのある部屋は一緒なのですが、 通常はそれぞれの実験室やテストプラントで実験、分析をしてるので、他チームがどんな仕事をしているのか、細かい点を知ることができにくいと言えます。 そこで、当研究室では、週に一度、2時間かけてミーティングを行います。 そこで、リーダーからの伝達や各チームの業務の進捗報告をしあうわけです。 工場から研究に異動になったばかりの6年前は、 他チームの報告を聞いてもチンプンカンプン…。 疑問点が何なのかも理解できないから、何を質問していいのかもわかりませんでした。 でも、月日が経ってくると、他チームの報告を理解し、質疑が出来るようになります。 さらには、他チームの報告に対し、ダメ出しができるようになります。 そのアプローチは間違ってる。 ここを調べてないのはいただけない。 などなど…。 一時期、組織の活性化とアプローチの画一化(マンネリ化)解消を狙い、積極的な人事異動が行われました。 しかし、その効果が発現する以前に、効率の悪化とレベルダウンが表面化してしまいました。 自分は、今の研究室にきて丸6年になりますが、在籍年数は上から2番目…。 なんか最近、教えられることが激減し、教えることばかりになってます。 ちょっと前までの『永遠の若手』的ポジションの居心地のよさが懐かしくなります。 でも、昨秋、管理職に登用され、それなりの報酬を受けてる以上、 わがままは言ってられません。 室内では教えるばかり立場になってしまいましたが、 まだまだ、本社や工場の百戦練磨の方々の足元には及びません。 まだまだ学びたい、盗みたい。 いつまでもその貪欲さを失わないようにしたい。 そう思ってます。 |
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