今年もXmasがやって来る。 今更、浮かれる歳ではないが、Xmas。 西洋では宗教行事としてのほか、Xmasを家族、友人などと盛大に祝う。 (人気の宿などは1年前から予約が埋まるなど、彼らには、日本人に想像も及ばない思い入れがある。Xmas過ぎると、一斉に閑古鳥が鳴き始める) 街全体が装飾されるのもこの時期だ。 (1年で最もいい時期のひとつなので、機会があればお勧め。メルヘンチックな世界かな?) ちょっと違うが、年々、日本でも豪華な飾りつけをして、通行人の目を楽しませるところが増えたようだ。(おっと、頭の中に山下達郎の歌が流れてきた・・・) 今回は子供の主役、サンタクロースの話を。 サンタクロースは、4世紀のギリシャで司祭ニコラが周囲の貧しい人に施しをしたという物語が、世界中に広まったとされている。 そこで地方独自の物語ができ、多様な肖像ができていった。 日本で馴染み深いサンタクロースは、アメリカの影響を受けたもので、赤い帽子・ローブに身にまとったおじさんが、この時期子供たちにプレゼントを配る。 彼は北極で妻のミスクロースと暮らしており、トナカイを引き連れ煙突から進入しよい子にプレゼント、悪い子に石炭を配る。 一方、西洋では様々な格好、姿や異なった行為をするサンタクロースがいて、迎える側の習慣も若干異なる。 西洋で代表的なのが緑色の衣装をまとったファーザークリスマスだ。 彼はフィンランドに住んでいて、同じようにプレゼントを配る。迎える側の子供はお礼にミンスパイ、牛乳、ブランデーなどで出迎える。 国、地方によってはサンタクロースが魔女で、プレゼントを配る途中に周辺を掃除したり、ついてくる子供をほうきで追払いたりするもの、プレゼントを配る一方、悪い子には同行者にほうきでお仕置きをさせるもの、あるいは、ヤギの衣装をまとって子供に善行を強要するもの、悪人(魔法使い)だったが改心して、懺悔代わりにプレゼントを配るものなど 実にさまざま。 ちょっと早いMerry Christmas! |
脳ドックに行った。 人間ドックに比べ、脳ドックはまだ馴染みが薄い。 身体各部は、会社の健康診断などで診断機会はあるが、脳、脳血管に関する検査はほとんど行われてない。 また、脳に関わる病気以外では、脳、血管を細かく調べる機会はなかなかない。 人の脳は文字通り、意識を始め体の各部を制御する最も重要な器官である 因みに、中国語ではコンピュータのことを電脳と言う。(人の脳のほんの一部の機能しかないのだが・・・・) また、三大成人病、生活習慣病で最も多いのが高血圧症と言われている。 ちょっと前にくも膜出血で亡くなった木村拓也を憶えてるだろうか。 脳(血管)に関わる病気の怖さは、知る人ぞ知るである。ある日突然、一瞬にして全てが無になってしまう。 幸い身近な環境に充実した施設があり、一度、検査をしてみた。 (都内は隣県に比べ検査費用が少々割高なところが多く、都心から電車約20分にある埼玉の病院で検査することにした。) もちろん保険はきかない。 ちなみに都内は、かの「行列のできる法律相談所」や芸能人が通うことで話題の金内メディカルクリニックでは、6万弱、その他の機関は4万~1数万が相場。 この度、受診費用は3万と決して安いとはいえないが・・ 一度、時々行く医者に相談したところ、診断項目に相当する費用としては安いといっていた。 検査内容は、頭部・頚部のMRA検査、頭部MRI検査で、MRI装置による脳、脳血管、頚動脈の診断と、PWV(動脈硬化の検査)である。検査時間は約1時間で、検査後に医師の面談だ。 まず、MRIで30~40分。なんでも検査装置はオープン型で最高機種だそうだ。通常よく使用されるのはドーナツのような装置の中に、ベッドが移動して頭を突っ込んで検査するのが多い。この装置は機械の中の頭を入れず、本体真横のベッドの上で、頭部に樹脂製で、網目状のガード(センサー部)を装着して検査する。 頭の横に簡易の囲いがあるといった感じで、変な圧迫感は無い。 MRIによる撮影が終わると、仰向けになって四肢に血圧測定時に付けるベルトのようなものを装着し10分ほどで検査終了。 最後に検査結果の面談だ。 面談では、撮影写真、検査データを見ながら医師による説明を受けるのだが、驚いたことに(世間知らず?)、検査結果表に、撮影写真100枚ほどの映像データをCD化してお土産にしてくれた。 この撮影データは頭部の断面(頭部の輪切)写真、頭部血管・頚部血管の血管画像(2D、3D)で、解像度が高いので素人目に見ても比較的分かりやすい。 なにより、医師しか取扱えないようなデータを患者?側に手渡されたこと、撮影画像の解像度の高さに驚愕した。医療診断が、場合によっては、医師の技量によらず検査器材の性能に左右されることもありうるとも感じた。 結果は、頚動脈に1箇所、狭窄(狭いところ)が見つかったが、現在のところ処置等は必要の無いとのことで、まずは一安心。(それより頭の中を、これが目だの、・・・だの、見慣れない素人には少々刺激が強かった。現在はにわか医者気分でじっくり観察している。) TVなどで話題となった動脈瘤が心配だったが、特に発見されなかったことで胸を撫で下ろす。 また、頭痛などと因果関係があることもあり、機会があれば、脳ドックを一度受けてみるのを勧める。 |
最近読んだ本に、こんなくだりがあった。 西洋人と東洋人に「風船が飛んでおり、飛んで行った理由は」と質問したそうだ。 ほとんどの西洋人は、「風船自体が空気を噴射、あるいは空気が抜けながら飛んだ」と回答した。 ところが、東洋人は「風が吹いて飛んだ。」と回答した。 西洋人は風船が自分自身で飛んでいる、つまり問題を自己責任で捉えている。例えば、他人と比べて不幸であると思わず、自分は毎日が幸せであるというような考え方をする。 これに対し、東洋人は風船が別の力、すなわち問題を他人のせいだと考える傾向にあるという。例えば、夫が・・・、姑が・・・、上司が・・・、友人が・・・と。 他人が思い通りにならずに、自分以外の人を思い通りにするにはどうしたらいいかと考える。 こうした考えがストレスの原因の一つになるらしい。 幸い西洋人よりの考え方をするようになってから、不必要なストレスは感じなくなって、この度、行動を理屈で検証された感じだ。(世間ではマイペースなどというのだろうか) やはり、自分なりの幸せの価値を見つけることが大切ということだろうか。 ところで、「マイレージ・マイライフ」という映画はお薦めだ。 話は、出張多忙のビジネスマンのただの日常だが、そこに多くのドラマがあり、幸せとは なにか考えさせられる。 あくまで自己責任でご覧あれ。 |
ある悩み事相談を見ていたら、こんな投稿があった。 30代の夫婦間の出来事。 日頃の不満が大きくなり、妻がパソコンをしている夫の頭に突然バケツの水をかけたそうだ。それからというもの夫の態度が急変し、より一層物静かになった上、その後の陳謝・話し合いも効を奏せず、夫婦間がギクシャクしているとのだった。 結びの一言。「人から水をかけられるって、そんなに精神的にくるものですか」と。 まあ、圧倒的多数の読者に非難の嵐を浴びていた。 回答もその人の人となりが見え隠れしておもしろい。 私事では、一度こんな経験がある。 以前勤務していた会社での出来事。ちょうど入社して2、3年目のことだった。 何かの宴会でお酒も大分入ったころ、突然、頭から瓶ビールを浴びせられた。最初、何が起きたか理解できなかったが、すぐに後ろを見て状況が理解できた。 年上の先輩が酒の勢いで、自分に目がけてビールをかけていた。 当時幼かったのか、とっさに同じ思いをさせてやろうと瓶ビールを手に持ったのだが、回りに制止された。それでも怒りを抑えきれず、とうとうけんかになってしまった。 (人に手をだしたのはこれ1度きりだが) ビールをかけた理由の程は分からないが、同期の者などに聞くと、一つに仕事で電話量が多いせいで、近くの席にいた当人としては煩わしかった?のではなど、当人に確認したわけではないので推測の域で、詳細は不明。 (確かに当初、社内関係先と頻繁に電話してはいた。技術的な話などは往々にして長くなるのだが) 日頃、親しい先輩ではなかったので、挨拶など以外は退社までの数年間、とくに話す機会はなかった。あくまで酒の席でことなので、その後、お互い恨み辛みなどの感情はないのだが、当初、心の傷になっていたのは確かだ。 傍で、よく下らない自慢話をしている男を見かけることがある。 (たぶん感情の裏返しで、自分に自信が無いから色んなことを自慢しているような気がする)、これはある意味、男性の特徴の一つでもある。 ということで、大小関わらずどんな男性にも尊厳とういもの所有しており、それを傷つけられると深く精神的なダメージとなる。 女性の皆様、母性をもって男性をいたわりましょう。 |