埼玉の西に高麗(こま)というところがある。
彼岸花、別名、曼珠沙華(マンジュシャゲ)の名所だ。
ここでは100万本の曼珠沙華が群生しており、外周を高麗川に囲まれ、その地形が巾着
に似ていることから、巾着田と呼ばれている。
花名は彼岸の時期に花をつけることに由来しているそうだが、異常気象せいか今が見ごろとなっている。
曼珠沙華はよく墓地の傍によく見られることがある。これは曼珠沙華の有毒性を利用して、昔、人が虫・動物よけに植えてたものである。
柄にもなく花の観賞してみようを訪れた。年配者ばかりと思いきや、ちょっとした行楽に来た家族ずれも意外に多い。
駅から民家の間を路地を抜けて15分ぐらいの散歩道を行く。途中、路地沿いの各民家が
露店を出して、様々な土地の名産品を直売している。
ミョウガ、栗など季節感を感じるものから、果物なのか、野菜なのか分からないが、珍しいものが観賞用に売られている。こうゆうものに出会うと、着てよかったと感じることが多い。
花ナス、カナリヤナス(フォックスフェース)・・・等など。
フォックスフェースは、その名の通り、近くで見るときつねの顔に似ている。
つい変わったものを見ると、手にとってみたくなる。(往々にして、手に取るだけでは満足できないことがあるのだが・・・)
つづく
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