最近読んだ本に、こんなくだりがあった。 西洋人と東洋人に「風船が飛んでおり、飛んで行った理由は」と質問したそうだ。 ほとんどの西洋人は、「風船自体が空気を噴射、あるいは空気が抜けながら飛んだ」と回答した。 ところが、東洋人は「風が吹いて飛んだ。」と回答した。 西洋人は風船が自分自身で飛んでいる、つまり問題を自己責任で捉えている。例えば、他人と比べて不幸であると思わず、自分は毎日が幸せであるというような考え方をする。 これに対し、東洋人は風船が別の力、すなわち問題を他人のせいだと考える傾向にあるという。例えば、夫が・・・、姑が・・・、上司が・・・、友人が・・・と。 他人が思い通りにならずに、自分以外の人を思い通りにするにはどうしたらいいかと考える。 こうした考えがストレスの原因の一つになるらしい。 幸い西洋人よりの考え方をするようになってから、不必要なストレスは感じなくなって、この度、行動を理屈で検証された感じだ。(世間ではマイペースなどというのだろうか) やはり、自分なりの幸せの価値を見つけることが大切ということだろうか。 ところで、「マイレージ・マイライフ」という映画はお薦めだ。 話は、出張多忙のビジネスマンのただの日常だが、そこに多くのドラマがあり、幸せとは なにか考えさせられる。 あくまで自己責任でご覧あれ。 |