私は高校年のときから、短大を卒業して就職先へ初出勤する日前までずっと、アルバイトをさせていただいたお店がありました。 年近くも勤めていれば、本当にいろんなことがあって 嬉しかったこと辛かったこと… だけど周りの人はみんな良い人ばかりで。 私が一番若かったこともあり、本当にいろいろ良くしていただいて、可愛がっていただきました。 そこで私は『居場所』を見付けてしまったんです。 家とも学校とも違う、『私にできること』 頼りにしていただいて 『やっぱりあなたがいなくちゃ』とも言っていただいて… その言葉は時に辛かったけど、何よりも嬉しいものでした。 そんなお店に今日、久々に顏を出しました。 みなさんお元気でいてくださって よく来ていただいたお客様もちょうどいらっしゃって 「最近顏みなくてどうしたのかなって思ってたのよ」って私を覚えていてくださって 店長が「またいつでも遊びにいらっしゃい」「制服とってあるからね」って声かけてくださって 失ったと思っていた居場所は、まだ微かにあたたかく、そこにあったみたいです。 それはとても幸せなこと。 |