最近は竜馬伝のおかげで、寂れていた京都市南部がそこそこ賑わってる。 幕末の日本で尊皇攘夷の声があちこちで聞かれる中で、民族自決権を主張して 勝ち目のない列強大国と無駄な戦争するより、日本独自の軍艦を多数保持することで、 それが抑止になって、大国と対等に外交が出来る・・・ 現代なら、やはり、核兵器を保持する核抑止力論がこれに当たるのではないか。 日本は唯一の被爆国であり、非核3原則はこの先も永久に尊ばなければならない。 自衛権はあっても交戦権は認めない。 もし、他国に侵略されそうになっても、やられっぱなしでは困る。 軍隊、核兵器を持たない日本は、そのためにアメリカの基地が 抑止としては役立っている。 ただ、先制攻撃でアメリカにではなく、日本にミサイルが飛んできた場合に アメリカが日本を守ってくれるかどうかはわからない。 基地のある沖縄県民の様々な負担は、基地のない土地に住んでいる僕には 想像が出来ない。 でも基地をどこかに移設しようとすると、移設候補地がとたんに騒ぎだすと言う事は、 それだけ、日本に返還後も沖縄県民は辛い負担をずっと押し付けられて来たと言うことだろう。 国防は、地域だけで考える問題ではなく国全体、国民全体で考えて負担する問題。 アメリカの基地が嫌なら、やはり、憲法第九条も改正して、独自の軍隊を持つか、核兵器を 抑止のために保持するか・・・とうとう、そう言う選択に迫られる時期が来た感じがした。 日本は、これから数年後には、今の米軍基地移設問題をきっかけに、 攻撃や侵略されない為の核保有論や米軍依存の体質を改善する為に 徴兵制の話も出てくるかもしれない。 坂本竜馬が現代に生きていたら、どんな風に考えるんやろう。 現実問題として、老若男女関係なく自分には関係ないでは済まされない時期が来た。 |