オーストラリアの大干ばつなどの影響で小麦の価格が高騰。 その為、4月からパンやうどんなど小麦製品が値上がりした。 干ばつの影響はすぐには解決しそうもなく、更なる値上げも予定されているみたい。 パンやうどんが大好きな私としては、結構真剣な問題。。。 そんな中、注目をされているのが米粉。 今までは小麦に比べて価格が高く、米粉の利用範囲は限られていた。 一部で珍しさ目当てに米粉パンやうどんなどが作られていたが、やはり高価だった。 ところが、小麦の高騰で価格差が縮まり、にわかに脚光を浴び始めた。 米粉の元となる米は価格の安い米でも十分な品質が確保できるので、産地や銘柄を選ばなくて済む。 新たに小麦を生産するよりも、休耕田を有効利用できる利点を最大限に生かして低コストで生産も出来る。 米粉からパンなどを作る時に問題になっていた食感なども改善され、食味も向上。 また今まで小麦アレルギーでパンを食べられなかった人も米粉なら安心して食べられるなど、思わぬ利点も出てきた。 まさに災い転じて、って感じ。 日本の食料自給率の低さが問題になっているが、もしかすると米粉が救世主になるのかも。 |