「葛飾にバッタを見た」は、なぎら健壱さんの曲のタイトルだが、渋谷で「青ガエル」を見た。 と、言っても本物のカエルではなくて、古い電車のこと。 渋谷駅のハチ公像の正面、地下街への階段の横に東急の旧5000系電車がモニュメントとして設置された。 大きな二枚の前面ガラスに、ふくれっつらをしたような丸い形状。 そして、深い緑色の車体。 鉄道ファンは親しみを込めて「青ガエル」とか「雨ガエル」と呼んだ。 このモニュメントを設置した理由など、色々書いてあったが、学術的にも工業デザイン的にも素晴らしい功績を残した電車が渋谷という変化の激しい街に残る事は、とても好い事だと思う。 |