まもなく10月もおしまい。 それなのに今年は本州に上陸した台風が一つも無い。 気象庁の観測が始まってから上陸無しの記録は過去に3回しかないようだ。 なかなか珍しい記録らしい。 そそっかしい一部の報道だと「コレも温暖化の影響」と断定。 専門家の間では、この事と温暖化を直接結びつける決定的な証拠はみつかっていないようなのに。 子供の頃、学校の先生に「何故台風が来るのか?」と質問をした記憶がある。 その時に「台風が来ないと夏の暑い空気が日本にいつまでも残って、水不足になるからだ」と答えてくれたような。 幸いにも今の日本では深刻な水不足が起こっている、とはあまり聞かないので、まだ大丈夫なのかな? 7月頃までの異常なまでの原油高の影響でガソリンの小売価格も上昇。 その影響と思われるのが高速道路の通行量や幹線道路の渋滞の減少。 化石燃料の使用量が減れば当然、CO2の排出量も減って環境にはいいけれど。。。 その結果が経済の減速につながり、生活への不安が高まる。 政府は慌てて「経済対策」を矢継ぎ早に発表する。 でも、その中身が気に入らない。 景気対策の一つに「高速道路の割引率の引き上げ」が検討されてる。 その財源は春先にもめにもめた道路特定財源(ガソリン税)から捻出されるようだ。 つまりガソリン税を使って、車の通行量を増やす、って事でしょ。 当時、福田首相は期限切れのガソリン税の必要性を訴える中で「ガソリン税を温暖化対策への財源に使えるようにする」と言っていた。 その後、辞任して総理大臣は変わったが、現在の内閣総理大臣も自民党の総裁だ。 解散総選挙の時期が先送りが決定的になった途端、審議に応じようとしない野党。 半年前に総理が言った内容をあっさり覆す与党。 これじゃ何処(誰)にも票を入れたくない。 |