我が家から最も近い場所を走る鉄道が相模鉄道。 通称、相鉄線。 関東にある、いわゆる大手私鉄と呼ばれる中では唯一、東京都に乗り入れていないので規模の割にはあまり知られていない。 そんな路線を走る電車はなかなかの個性派。 30年以上前からアルミで出来た車体の電車を走らせたり、車内の窓ガラスがパワーウィンドウになっていたり。 ドアの横に鏡がついている車両もありました。 熱心な鉄道ファンなら直角カルダン駆動を守ってきた、と書けば「おぉ~!」と言ってもらえるかな(苦笑)。 その個性的な特徴を反映している5000系という車両が間もなく廃止されようとしている。 理由は、最新型の11000系が配備されたからだ。 この5000系は過去に何度も廃止の危機に立たされた。 だが、そのつど、他の車両が事故で壊れたり原因不明の故障で走れなくなったりして、廃止を免れてきた。 それらの話は相鉄線ファンの間ではちょっとした「伝説」となっている。 鉄道車両の中には、そういった伝説の車両が少なからずあるみたい。 特に有名なのはJR山口線で走っている蒸気機関車のC57 1号機。 相鉄5000系もその中に入れれば、と思ったけど、さすがに今回は年貢の納め時みたい。。。 何でもかんでも「保存しろ!」とはいわないけれど、この車両は何とかして欲しいなぁ。 |