私が知っている「名人」と呼ばれる噺家さんは、破天荒な性格で金や名誉に無頓着な人が多い。 奥さんが内職で稼いだわずかな金まで酒代にしたり、後先考えず大盤振る舞いをするとか。 金勘定なんて無粋だ、といわんばかり。 もちろん、それらの事を肯定するつもりはないが、いかにも噺家らしいエピソードだと思う。 少し前に由緒ある名前を襲名したある師匠。 この師匠が脱税をした、とニュースで知った。 報道によると「祝儀の一部を忘れていた」とか「父の代からお金のことはおおまかだった」とか言っているようだが、2000万円を超える祝儀を「忘れる」とは、どうゆう事なんでしょう。 地下室に祝儀袋をしまった(隠した?)から忘れちゃったの? とにかく、物凄く庶民感覚から外れていますね。 落語は昔からずっと大衆の視線で語られてきた芸なのに。 こんな事じゃ、師匠の事が噺のネタになりかねないね。 |
一青窈さんの事は前から好きで音源はほぼ全て持っている。 なので申し訳ないとは思いつつも、昨年末に発売されたベスト版は買わなかった。 でも、そのベスト版が95万枚も売れて大ヒット。 その記念としてDVD付きの限定版が発売になった。 DVDは昨年のよみうりランドでのライブの模様が収められている。 レコード会社の巧みな販売戦略に乗せられているとはわかっていても、やはり欲しいものは欲しい! という事で、買っちゃいました、BESTYO パッケージを開けて、早速「おまけ」のDVDをPS2へ。 感想は・・・、 無理をしてでもライブに行けばよかった。。。 とてもよいライブだったのですね。 改めて一青窈さんの事が好きになった。 |
「水曜どうでしょう」のディレクターのお二人が書く日記。 私は毎晩、この日記を読むのを楽しみにしている。 それにしても昨日の藤村さんの日記、好かったですね。 前回の「ゴミ拾い」も、今回の「賞味期限の迫った牛乳」も、なるほど、と思わせる話。 世間の人が少しずつでも、そういった考えでいれば、この国はもっと好くなるでしょうね。 番組を知らない人にも、とにかく読んで欲しいと、心からそう思う。 |
昔から犬とは相性が良い方だが、猫にはあまり好かれていないみたい。 時々見かけるご近所の猫。 今までは私が近づこうとすると、ぷいと横を向いて歩いていってしまう。 どうも、お気に召していないようだ。 コンビニの帰り道、いつものようにご近所の猫を見かけた。 ふと立ち止まって手を出すと、なんと猫の方から近づいてきた。 珍しい事もあるもんだ。 「お前、どうしたの?」と話しかけると、 「にゃぁ~」と一言。 暫く頭をなでさせると、またいつものように歩いていった。 |
守れない約束はしない。 だって嘘をついたことになってしまうから。 それに信じていた人を傷つけてしまうから。 |
ちょっと耳にした話。 とあるお店に、近所に住む裕福な家のご主人がいらした時のこと。 この人はとてもマナーが良く、時には店員さんの気の利いたサービスなどに紙幣でチップを出したりするので、とても評判が良いとか。 ところがある日、コーヒーをお出しした時の事。 「フレッシュ」などと呼ばれ、コーヒーなどについている小さなミルクをポケットにしまったそうです。 もちろん、ちゃんとお金を払っているので、何の問題もないのだけど(笑)。 お金持ちも、私のような庶民のように「ミルクを持ち帰っちゃおうかなぁ」と思う気持ちは一緒なんだと思ったら、なんとなく可笑しかった。 |
猫は薄情だ、とか、飼い主じゃなくて家につく、とよく聞く。 犬ではよく忠犬だとか名犬とか言われるが、猫ではあまり聞かれない。 ただ、落語の世界ではちょっと様子が違うようで。 墨田区両国に回向院(えこういん)というお寺がある。 ここは天下の大泥棒「鼠小僧次郎吉」の墓があることでも有名なお寺。 その鼠小僧の墓の隣に、落語「猫定」の主人公の猫の墓がある。 ねずみの隣に猫の墓を作るなんて、いかにも洒落好きな江戸っ子らしい。 「猫定」は命を救われた猫が飼い主の敵討ちをする、という噺。 作り話だよ、と言われればそれまでですが、猫も本当に可愛がってくれる人をちゃんとわかっているのでしょう。 |