いつのまにか眠りに堕ちた僕は、窮屈な姿勢に心地よい体温を感じながら目を覚ます。 隣には 目蓋を閉じたまま穏やかな寝息を立てるキミが、こちらを向いたまま、キミの右腕が僕の左肩に差し伸べられていて。 あまりに愛しくて、終わってしまうのが勿体無くて、 起きあがるのを止めた。 カーテンの隙間から射す光の花道には小さな埃たちが照らされ、舞っていて、それを見ながら僕は、「時よ止まれ」と、子供の持つ真剣さで願ったんだ。 あのとき、何故、世界は終わらなかったんだろう。 |
いつのまにか眠りに堕ちた僕は、窮屈な姿勢に心地よい体温を感じながら目を覚ます。 隣には 目蓋を閉じたまま穏やかな寝息を立てるキミが、こちらを向いたまま、キミの右腕が僕の左肩に差し伸べられていて。 あまりに愛しくて、終わってしまうのが勿体無くて、 起きあがるのを止めた。 カーテンの隙間から射す光の花道には小さな埃たちが照らされ、舞っていて、それを見ながら僕は、「時よ止まれ」と、子供の持つ真剣さで願ったんだ。 あのとき、何故、世界は終わらなかったんだろう。 |
ダウンタウン信者。
隠れオタク。
空とか好き。
恋愛依存症(克服中、別ブログ参照)。