M・Jといえば「みうらじゅん」 なんでや! そうやなく当然マイケル・ジャクソンです。 公開中の「THIS IS IT」、2週間限定といいながらまた2週間延長ですか。 慌てて観に行った人は「なんやねん!」って言ってそうだ。 観客動員もすごいらしいしどうせなら2ヶ月ロングランしてもいいんじゃない? 映画は観てないがマイケルはよく聴いていた、というより見ていたというべきか。 音楽に映像を取り入れたミュージックビデオで人気を不動のものにした。 今では考えられないが当時「スリラー」のビデオを買ってしまった口である。 もちろんアルバム「スリラー」はカセットに録音、まさに擦り切れるほど聴いただろう。 今ならiPodで即ダウンロードだが当初はレコード(LP)のちにCD発売だったと思う。 「ビリー・ジーン」「今夜はビート・イット」など名曲だらけだがお気に入りは「ヒューマン・ネイチャー」。 透き通る高音のボーカルが気持ちよくいつも夜の星空をイメージしていた。 ダンスの革命児、「ビリー・ジーン」で披露されるムーンウォークはパントマイムから進化させたようだ。 身体が倒れそうになるほど傾くパフォーマンスで有名な「スムーズ・クリミナル」。 マイケルたちダンサーたちは気合で倒れないようにしてるわけじゃない。 知っている人もいるだろうがこれは靴に穴が開いていてステージ床のフックに足をかけているのだ。 ようはハンガーのようにぶら下がっている感じか。 種を明かすと簡単だがこのアクションをダンスに取り入れる発想がマイケルの凄さだろう。 なおこのゼロ・グラビティというダンスは特許を取っているので誰もまね出来ないのでご注意を。 さてマイケルの未発表の曲が100曲以上はあると言う。 今後またアルバムが発売されるかも知れない。 だがその新曲も永遠にマイケルのあの美しい声では聴けないのだ。 音楽に愛された天才はもう伝説の人になってしまった。 |
「GODZILLA」といっても映画じゃない、今日はゴジラ・マツイだ。 ニュースではホームランの映像のみ見せられそれまでの投手と打者の駆け引きまでは見られない。 そこでワールドシリーズの優勝を決めたといっていい松井の打席を詳しく見てみよう。 対戦相手フィリーズの投手はペドロ・マルティネス。 かつて大リーグ最高の投手といわれた現在219勝のベテランである。 気性の荒い性格で死球を与えることも多く、過去には抗議のためにマウンドに駆け寄った相手コーチを首投げで地面にたたき落として返り討ちにしたほど。 このシリーズでは2戦目の対戦で内角低めの難しいコースを決勝ホームランして松井としては絶好調であり苦手意識はなかっただろう。 では第一打席から。 ノーアウト、ランナー一塁での登場。 初球は見送ってストライク。 2球目があわやホームランかというライトへの大ファール。 地元ヤンキースファンの大歓声とため息が。 3球目、顔付近にきたボール、思わずのけぞる松井。マルティネスの威嚇だろうか。 4球目は外にはずすボール。 5球目もあわや長打コースかと思わせる一塁線ギリギリの痛烈なファール。 6球目ストライクに近いきわどいコースであったがボールの判定。 これで2-3のフルカウント、観客はみんな立ち上がり場面を盛り上げる。 7球目はライト方向へ大きなファール。 ここで投げにくいのかマルティネスが一塁ランナーにけん制球。いっせいにブーイングだ。 8球目、真ん中近いストレートをとらえるとライトスタンド2階席まで飛ばす大ホームラン! 打った瞬間に両手を挙げて喜ぶファンとベンチ、球場が沸くなか松井はクールだった。 2打席目は2アウト満塁という最高の見せ場での打順。 1球目はやや振り遅れたか後方へのファール。 2球目はタイミングを合わせたがライト線をわずかに切れるヒット性の当り。 惜しいファールにスタジアムからため息が漏れる。 3球目マルティネスは外角のボールぎみでようすをみようと投げたのか、しかし積極的に打った打球はセンター前のクリーンヒット! 2人がホームに帰るタイムリーとなりこれで今日4打点目。 さぁ、第3打席は1アウト、1、2塁で投手はマルティネスをKOしてすでに3人目に交代だ。 ピッチャーも投げにくそうなのか敬遠ぎみの投球になる。 初球、2球目ともボール。 3球目もボールくさいがストライクのコール。 4球目もボールでカウント、3ボール1ストライク。 5球目、高めの変化球を痛打! 打球はライトフェンス直撃の2点タイムリーだ。 もはや手がつけられない。 これで1試合6打点、ワールドシリーズでの1試合で6打点はタイ記録だとか。 残念ながら第4打席はハーフスイングでの三振で新記録は逃した。 だがこの打席の松井への大歓声、MVPコールはすごかった。 今日は松井の両親もスタンドで観戦していたらしい。 しかし松井に声援をおくる観客もまさか隣に両親がいるとは思うまい。 ヤンキースとの契約が切れる来年は退団もささやかれるがファンは残留を願うだろう。 試合後のニューヨークの新聞は「マツイの活躍はモンスターだ」という見出しで報じたという。 まさにゴジラのような怪物ぶりを世界に見せてくれた。 |
情報番組「ニュースを斬る!」の時間です。 この番組は最新のニュースを検証していくなんちゃって報道番組です。 まず最初は話題の結婚詐欺女からいきたいところですが実際まだ憶測の段階なので 事件が本丸にたどり着いたら取り上げるかもしれません。 ただこれだけワイドショーが騒ぐと警察も必死にならざろうえないでしょう。 顔写真が公表され事件の全容がわかるのも近いと思われます。 今回は第一幸福丸の転覆事件についてです。 潜水士の船底を叩く音を聞き乗組員たちは板切れで叩き返し声を振り絞って叫んだ。 このニュースを聞いて映画「ポセイドン・アドベンチャー」を思い出した人も多いでしょう。 映画では助かった瞬間、犠牲になったジーン・ハックマンに想い巡らす刑事が印象的であった。 この船で助かった3人は他の5人の安否は分からなかったと思うが無事を祈っていたことだろう。 始めは船内に残るつもりはなく逃げようとしたが冷蔵庫が倒れてしまい出口が閉ざされたようである。 これが運命の分かれ目、狭い室内で救助を待つことに決めたのであった。 暗闇の中で家族や仲間のこと死の恐怖など絶望的であったと思うが救いは一人でなかったことだろう。 落ち込んだ時何度もお互いを励ましあった。 長い暗い日々から解放されまぶしい太陽の光をいっぱい浴び生きている実感を感じたことだろう。 消息が途絶えて4日、この奇跡のニュースに日本中が沸いたが安否不明の方もいるので手放しで喜べないのが残念である。 では最後はスポーツコーナーです。 深夜で中継されていたU-17のサッカーWカップ、日本は残念ながらグループリーグ最下位。 初戦のブラジル戦後半ロスタイムまで同点、このまま終了すれば勝ち点1だったがブラジルのフリーキックに日本キーパーがまさかのプレイ。 ボールに反応したがキーパーが飛び出しすぎたうえに痛恨のパンチングミス。 なんと自軍のゴールに吸い込まれるという最悪のオウンゴール。 続いてスイスとの試合、前半に2-0と日本初勝利の可能性も後半大逆転され4-3で敗北。 後半に4点って。。。取られすぎ。 だがまだ決勝リーグへの希望が残っている最終メキシコ戦。 勝てばブラジルが負けていたので2位の可能性もあったが結局2-0の完敗。 深夜3時に見てる身になって欲しいものだ。。。 ちなみに実況はフジの青嶋アナ、この人が中継するとなぜか勝てない。 この前のオリンピック開催地も中継担当していたが結果、東京落選。 多分メキシコ戦もやばいと思っていたが・・予感は当たった。。 強豪だらけの組ではあったがブラジルと引き分けていれば違う結果になっていたであろう。 それでは斬れたかどうか定かじゃないが「ニュースを斬る!」はこの辺で。 次回の放送はあるのでしょうか。 |