こんにちは。 震災から2週間が経ちました。 被災地ではまだまだ物資や物流などの問題もありますが以前よりは幾分改善の兆しがでてきたようです。 ただ、最近の報道でありますように放射能による汚染のため、水の買いだめ、野菜の廃棄といった問題が続いております。 東京では水道水汚染の報道の翌日には10分で全ての水が完売になる店が出る中、被災地では皆さん譲り合って水を飲んでいるそうです。 そうやって思うと本当に東京には自分ばかりを考えている人が多いのかと残念に思ってしまいます。 また、現在関東では輪番停電を行っております。 自分も自宅では何度か停電を経験しておりますが、これが夏までもしくは冬まで続くといわれております。 冬は暖かく着込むなどの方法もありますが、夏の暑いときには本当に死亡事故がおきてもおかしくないと思っております。 (昨年の猛暑でもたくさんのお年寄りの方などがなくなっております) そうやって思うと本格的な夏が来る前に今何ができるかということを真剣に考えるべきではと思います。 このブログページの左上にも東京電力の使用量メータを表示させて頂きましたが、自分なりにもいくつか節電のアイディアを考えさせて頂きました。 ここ3年間でオール電化の戸数が倍増して原子力発電プラント2基分にあたる約200万キロ・ワット分の電力消費能力が増えた可能性といわれております。 それであるならば逆に被災地の方への供給が落ち着いてからIHクッキングを利用している全家庭にカセットコンロを配布するのはいかがでしょうか?まずは被災地の方が最優先ですが6月頃から順次配布するようなイメージです。 (http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110323-OYT1T00569.htm) 各家庭の電気料金の計算時、昨年の電気使用量と比較して10%以上削減した場合は大幅な値引きやクーポンなどを配給するのはいかがでしょうか?下がった率が大きいほど割引率を広げるイメージです。 今も既に支援していますが太陽光やエネファーム(ガスで電気を発電)の設置を一気に各家庭や大型ビルに導入するのはいかがでしょうか? 海外からも輸入して、一気に導入率を高めてしまいます。 東日本と西日本で電力周波数が50Hz/60Hzと分かれていますが、周波数変換に限界があるならば、そもそもその境界線をずらすのはいかがでしょうか? 各家庭で使っている家電製品には周波数の切り替えは必要ないので、家庭やマンションまでの送電だけの問題と思います。マンションなど大口だけでも送電時の周波数を切り替えてしまうというものです。 (工場は周波数にあった機械を導入しているため難しいそうです) 夏の消費電力のピークは14時ごろと言われています。 逆にその前の12-13時には電力が下がっています。 (http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/japan/index.html) 恐らくランチに出かけるとき、オフィスの照明くらいはOFFにしていてもパソコンやエアコンはそのままということが多くないでしょうか? お昼休みはパソコンやエアコンをとめて、さらに時差ランチタイムにしましょう。 ビルごと、もしくはフロアーごとにランチタイムをずらして、さらにランチタイムを2時間くらいにしてゆっくり休んでもらいます。 ピークを抑えるという効果はありそうです。 一番簡単な方法はエアコンの設定温度を上げるでしょう。 設定温度は28度ではなく30度にしましょう。 女性の方はエアコンの冷えに悩んでいる方も多いし、一気にクールビズにしましょう。 30度で暑い男性には小型の扇風機を机に取り付けてもらいましょう。消費電力は数十ワットしかありません。(エアコンの数十分の1程度) ・・実はこれ昨年の夏、弊社で行っていました。 慣れれば30度でもぜんぜん平気です。 平日の日中の電車の運行本数を2-3割程度まで減らす。 その代わり今はほとんどないと思われる線路と平行した路線バスを運行する。電車の切符があれば乗れるようにする。 飲料自動販売機は全国に260万台ほどあるようです。 東日本で半数あるとして、その多くの販売を停止する。これによって所有者は売り上げが減少しますがその分は補填する。 (http://www.jvma.or.jp/information/2_01.html) 日中に使用するオフィスの照明を可能な限りLEDに置き換える。 今は全体での電気使用量しか公開していないが、今後はグループごとに個別の電気使用量を%で表記する。 これにより自分のチームがどれだけ節電に貢献しているかがわかる。 この貢献度をランキング表示して、貢献度が低いグループは停電する回数を増やすようにする。 自分のつたないアイディアばかりですが、とにかく本格的な夏までにはまだ数ヶ月あります。 それまでだまって大変だといってるだけでなく実現可能なことを全て行っていかなければならないのではとおもっています。 (上記は経済産業省などにも連絡しました。もちろん返答はないですが・・) ここ最近の停電回避の状況を見ると一人一人が気をつけて節電をするだけで10%くらいは簡単に変動しているように思います。 昨年までチームマイナス6%といっていたにもかかわらずなかなか進展がなかったのに、本当に困った状況になれば1割2割はあっという間にかわれるのではと思っています。(CO2の削減にはなっていないですが・・) とにかく皆さんの協力のもと、これからも前に向いて頑張っていきましょう! |