今回の震災で4/1付の人事発令の半分は取消になったが、東北の事業所に関連しない残りの半分は予定通り。 震災後、送別会の全てが中止となった。 自分は急遽、送られる側から送る側になった。 だけど、今回異動する人たちへの餞のキモチだけは自粛することなく。 これまでありがとう。 新しい職場でのご活躍を祈念します。 |
そのとき、1番最初に頭に浮かんだ人。 その人があなたの大切な人。 その人がぼくの大切な人。 だけど、ぼくがその人の大切な人かはわかりません。 あなたがその人の大切な人だといいね。 |
『赴任前でよかったね』 そう声を掛けてくれる人がいる。 自分を心配して 気を遣ってくれているのはわかる。 だけど、 赴任前だったのは自分だけじゃない。 震災が異動の3週間前だったことで、 被災しなかった自分。 震災が異動の3週間前だったことで、 被災した仲間。 この震災でよかったことなんて、 ひとつもない。 九死に一生を得たと 感じる人はいるだろう。 だけど、無事だったことを、 『不幸中の幸い』と思う人はいない。 この震災に『幸い』なんてない。 気遣う気持ちからくる一言が、 ときに辛く冷たい言葉に感じられることを知った。 |
『自分にできることをする。』 それだけでいいように感じたことを反省する。 言い換えれば、 『自分にできないことはしない。』 できないと線を引いたことで現実を逃避し、 自己保身しようとしている。 自分はそんなズルイ人間だ。 自分に対し、謝罪する。 できないと思っても、乗り越える気持ちを忘れず前に進む。 |