数カ月前、後輩が運転する車に乗ってると、 後輩がこんなことを言いました。 「せっかく前に入れてやったにハザードも点けないなんて、ずうずうしいっ!!」 そのときは、そんなにテンション揚がるのが理解できなかったけど、JAFメイト(JAFの情報誌)の8・9月号の記事を読んでようやくわかりました。 東京のような大都市圏には、 「サンキューハザード」と呼ばれるマナー(とされている合図?)があるようです。 車線変更で前に入れてもらったときなどに感謝の気持ちを込めて、 ハザードランプをピカピカっ。 そうか、そんなマナーもあるんだなぁ…。 自分も東京で運転する以上、 「そういうときはピカピカっとしないとっ」と思ってはいます。 でも、自分の車はMT(マニュアル)だし、ハザードのスイッチがステアリングから遠いし、ウインカーとワイパーが日本車とは逆だったりで、反射的に対応することがまだできません。(>_<) しかし、その記事を書いた方は「サンキューハザード」に警鐘を鳴らしてます。 ハザードランプといえば緊急時に使うもの。例えば車が走行不能になるなど非常事態が発生したとき、それ以外では、タクシーが客の乗降のために急に停止するとき、高速で前が渋滞してることを後方に示すとき。 ハザードランプは相手に非常事態や危険を伝えるものなのに、違う意味を込めて使うと勘違いから事故が生じる危険性があると言ってます。 地方では実際に事故も起こってるそうです。 感謝の気持ちを示したつもりが、事故を引き起こしちゃうなんてありえないよなぁ。 なんてことを考えてたら、ちょっとおかしいことに気付きました。 「前に入れてやったのにっ!」って怒るのは、 自分の親切心に対して、「感謝しやがれっ!このヤローっ!」と言ってる訳で…。 そう思ってる人に一言。 「あなたは、感謝されたいから親切するんですか?」 オレなんか、 「親切なことしちゃったなぁ!やっぱオレっていい人だぁ♪」っていう自己満足で充分だけど。 それに、ピカピカッとしなくても、相手は感謝の気持ちは持ってるはずだし。 あ~、も~めんどくせぇけん、いっそのこと、サンキュー専用ランプの標準装備を義務化すりゃあいいのに。 自動車メーカーさん、もしサンキューランプが義務化されたら、 オプションでもう一個つけてもらいたいランプがあります。 スイッチを押すだけで「ブレーキ5回点滅」する 『ア・イ・シ・テ・ル』ランプをぜひっ♪ |
なんか「未来予想図II」みたいですが、たぶん気のせいです。 今、ふと思ったんですが、 もしかすると東京では、彼氏の運転する車の助手席でサンキューハザード担当をやらされてる女性っているんじゃないかなぁ!? 自分も助手席に乗ってくれる人ができたら、サンキューハザード係をやってもらおうかな!? |
…なので正確には9月24日(日)の日記です。 だけど今、出張先のホテルで書いてるので日付はそのままにしとこう。 日曜日はユナイテッドシネマとしまえんに映画を観にいきました。 観た映画は「フラガール」。 家を出るときは「イルマーレ」を観るつもりだったんですが、途中に寄ったファミレスでゆっくりし過ぎて間に合わなかったので仕方なく…。 終わった後の感想は、 「すごくいいっ♪」 観てもないときに、「仕方なく」なんて思ってスイマセンって気持ちです。 でも基本的にテレビや映画の感動ものには弱いんです。すぐにジ~ンときちゃって…。 最近では「8月のクリスマス」(山よしバージョン)とか、夏に再放送されてた「さとうきび畑の唄」とか、「風のハルカ」の最後のほうとか。 そういえば、「はじめてのおつかい」にもすぐウルウルさせられます…。 以前は不覚にも「あいのり」にウルウルさせられたこともあるし…。 でも、テレビや映画以外の実生活ではあまり泣いた記憶がありません。 自分は怒りや苛立ちはよく顔に出るほうだと思うんだけど、悔しさや哀しさはすぐに抱え込むタチです。 そして、ひとりで悩んで考えて、結論出そうとしがちです。 そんな自分をどうにかしないとって思ってはいますが…。 なかなかね…。 (9月30日一部修正) |
今日、車で走ってるとき板橋の警察署前で、警察車両を前に入れて上げました。 すると乗っていた若い警察官は、窓を開けて軽く手を振り、感謝のキモチを示してくれました。 「やっぱ、これじゃないとっ♪」 …と、そのとき思いました。 『感謝を示すのに、ハザードランプをつける。』 そうする理由ってなに? そういうルール・マナーだから!? 感謝を示すなら、ランプじゃなく、自分の身体を使って示そうよっ。 それがあってこそ、感謝やお礼のキモチってもんじゃないかなぁ。 …と思った土曜日の午後でした。 |