日光では今が紅葉の見頃だそうです。
そんな話を聞きつつ、日光つながりで最近サボり気味のブログを更新。
10月最初の土曜日、日光白根山に登ってきました。
東北道から日光有料道路を通ってイロハ坂、金精峠と2つのうねうね峠道を越えて、白根山ロープウェーのある丸沼高原スキー場まで行きました。
周りの山は緑一色でまだ紅葉の気配はありません。
お陰で一切渋滞にはまることなく到着しました。
駐車場につき、手元の温度計を見ると10℃ほどです。
冷やりとした朝の空気が気持ちいい。
ロープウェーの山頂駅に着くと、遠くに特徴ある山の頂きが見えました。
独特な山のかたちに圧倒されます。
鹿よけの柵を開け登山開始。
散策道を抜けると傾斜が厳しくなり、息が切れます。
木々の中を進むので、見通しが悪く、黙々と進みます。
周りの植生が変わり、木々が低くなりました。
そして、唐突に視界が開けると、目の前に頂上へ続く白いガレ場の道が見えました。
あまりの風景の変化になんだか嬉しくなりました。
登山者が転々と連なり、見ていて面白かったのですが、ガレ場を登り始めてすぐに理由が判ります。
足元が砂地で滑り、ゆっくりでしか歩けません。
見えているのに山頂までがとても長く感じました。
頂きは3つありますが、真ん中が一番標高が高い2578mです。
混雑しているので、記念撮影をして素早く退散。
頂きより少し離れた眺めのいい場所でお昼にしました。
弥陀池に向かう下山道でアクシデントを目撃しました。
角度が急な下り坂のガレ場で僕らの前をいくグループが落石をやらかしました。
人の頭よりはるかに大きい石がかなりな速さで落ちていきました。
落石!の声が響きます。
登山者の横をかすめ50mほど先の登山道まで転がってました。
それを見て、自分の足元と上に注意を払い、危険ゾーンを抜けました。
朝きた道に合流し、鳥居のある入り口まで戻ってきました。
朝は気付かなかったのですが、鳥居の側の木は紅く色づきはじめていました。
ロープウェー山頂駅のとなりの足湯に浸かり、雲に隠れた白根山を見ると、朝とは違う充実感を得ることができました。
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