世の中、戦国時代に代表される日本の騒乱期が好きな人は多いだろう。 私もその一人だ。 歴史小説家として独特の歴史観、知名度は今更でもなく多くの人に惜しまれて亡くなった司馬遼太郎。 数々の著書は未だにファン層が厚く、面白いものが多くよく読んだものだ。 著者の紹介をしたい分けではないが、最近この人に自分が共感するところが少し思い当たる節がある。 ただ歴史について書物を調べるのではなく、常に、自分の足で見て、聞いて、感じて、そこで当時の人物像の虚像になって考えようとしていた。 自分はそういう興味はないが、直接自分で見たり、感じたりして初めてのものに遭遇する刺激、驚きを持つことに強く共感していたような気がする。 食一つとっても、他人の評価が良とは限らない。自分の経験したことのない体感の中にすばらしいと感じるものだ。 ここ数年物欲、所有欲はない一方、どこかで心の豊かさをの望んでいるかもしれない。 また、思うところを書いてしまった。 |