▲
▼
| 1 |
最近読んだ本に、こんなくだりがあった。 西洋人と東洋人に「風船が飛んでおり、飛んで行った理由は」と質問したそうだ。 ほとんどの西洋人は、「風船自体が空気を噴射、あるいは空気が抜けながら飛んだ」と回答した。 ところが、東洋人は「風が吹いて飛んだ。」と回答した。 西洋人は風船が自分自身で飛んでいる、つまり問題を自己責任で捉えている。例えば、他人と比べて不幸であると思わず、自分は毎日が幸せであるというような考え方をする。 これに対し、東洋人は風船が別の力、すなわち問題を他人のせいだと考える傾向にあるという。例えば、夫が・・・、姑が・・・、上司が・・・、友人が・・・と。 他人が思い通りにならずに、自分以外の人を思い通りにするにはどうしたらいいかと考える。 こうした考えがストレスの原因の一つになるらしい。 幸い西洋人よりの考え方をするようになってから、不必要なストレスは感じなくなって、この度、行動を理屈で検証された感じだ。(世間ではマイペースなどというのだろうか) やはり、自分なりの幸せの価値を見つけることが大切ということだろうか。 ところで、「マイレージ・マイライフ」という映画はお薦めだ。 話は、出張多忙のビジネスマンのただの日常だが、そこに多くのドラマがあり、幸せとは なにか考えさせられる。 あくまで自己責任でご覧あれ。 |
ある悩み事相談を見ていたら、こんな投稿があった。 30代の夫婦間の出来事。 日頃の不満が大きくなり、妻がパソコンをしている夫の頭に突然バケツの水をかけたそうだ。それからというもの夫の態度が急変し、より一層物静かになった上、その後の陳謝・話し合いも効を奏せず、夫婦間がギクシャクしているとのだった。 結びの一言。「人から水をかけられるって、そんなに精神的にくるものですか」と。 まあ、圧倒的多数の読者に非難の嵐を浴びていた。 回答もその人の人となりが見え隠れしておもしろい。 私事では、一度こんな経験がある。 以前勤務していた会社での出来事。ちょうど入社して2、3年目のことだった。 何かの宴会でお酒も大分入ったころ、突然、頭から瓶ビールを浴びせられた。最初、何が起きたか理解できなかったが、すぐに後ろを見て状況が理解できた。 年上の先輩が酒の勢いで、自分に目がけてビールをかけていた。 当時幼かったのか、とっさに同じ思いをさせてやろうと瓶ビールを手に持ったのだが、回りに制止された。それでも怒りを抑えきれず、とうとうけんかになってしまった。 (人に手をだしたのはこれ1度きりだが) ビールをかけた理由の程は分からないが、同期の者などに聞くと、一つに仕事で電話量が多いせいで、近くの席にいた当人としては煩わしかった?のではなど、当人に確認したわけではないので推測の域で、詳細は不明。 (確かに当初、社内関係先と頻繁に電話してはいた。技術的な話などは往々にして長くなるのだが) 日頃、親しい先輩ではなかったので、挨拶など以外は退社までの数年間、とくに話す機会はなかった。あくまで酒の席でことなので、その後、お互い恨み辛みなどの感情はないのだが、当初、心の傷になっていたのは確かだ。 傍で、よく下らない自慢話をしている男を見かけることがある。 (たぶん感情の裏返しで、自分に自信が無いから色んなことを自慢しているような気がする)、これはある意味、男性の特徴の一つでもある。 ということで、大小関わらずどんな男性にも尊厳とういもの所有しており、それを傷つけられると深く精神的なダメージとなる。 女性の皆様、母性をもって男性をいたわりましょう。 |
▲
▼
| 1 |