若い人の文章を読む機会がありました それも小説家志望の方たちです 本気度はどの程度か分かりませんが 自分が二十代の頃とはかなり違っているようです そもそもパソコンが使えるため 過度に難解な漢字を使用していること 特殊な言い回しを使っていること ストーリーはファンタジーが多く独創性があるのですが それらを語る言葉がどうも日頃使われていないものを 使うことがオリジナリティが出せると思っているようです そうなると私程度の頭だと言葉にばかり意識が行って ストーリーを追えません また体言止め、現在形の文章なども 一見かっこよくみえるかもしれませんが 多用していると何を言ってるのか分かりません (例 ○○は急須をつかんで台所に投げ捨てた。 静寂な空気に、けたたましい音が響いた。 俺は○○の行動にびっくりしてしばらく呆然と立ち尽くす) ペンは弁より強しと言われますが 読んでもらわないと始まりません、独り言でなければ 現代国語の話にも通じますが 文章を書く事も勉強して読み手の事を意識しないと 役に立たないと思います また固い話になってしまいました |