起きてまだ10分もたっていない。 目が覚めたのは5時半である。 遅い。 外は雨である。 散歩をどうしようか。 朝は、忙しいのだ。 というのか、昨日は午後からやたらに 忙しくなって ふだんよりも帰るのが遅れてしまった。 そのぶん、午前中がヒマだったのであるが。 景気に波があるように 時間帯によって忙しさに緩急がある。 紛失した荷物はまだ見つからない。 「申し訳ありません。」と 忙しい時ほど電話がかかって作業を 中断させてしまう。 電話に出るともう相手の都合に合わせないといけない。 電話というのは相手の都合をそもそも無視するものやから。 いつでも、どこでも、誰とでもつながっていたい。 なんて都合のよい話。 紛失した荷物が見つかったのならば 電話で連絡してもらえばいいのであるが 何の進展もないのに 電話をくれても迷惑であるばかりだ。 結論から言ってくれないと。 謝罪なんかどうでもいいのだ。 もっと言えば、紛失したやり取りを 発送元と運送会社でしてもらうべきだった。 荷受人が運送会社に電話した時点で こちらの負けだったな。 例えば、ネットで時計を買い物をして なかなかモノが届かない。 その時どうするか。 買ったお店に連絡するだろう。 お店が対応するだろう。 電話した時点でこちらの負けだったな。 連鎖反応で膨大な時間を費やして 言葉の食い違いが出てきて もはやどうしようもない状況。 要するに、どこにいったかわからない。 送り状番号なんてなんのあてにならない。 振り回されて。 買ったお店にさせれば良かった。 利口なお店は 送り状番号を提示してそれで 終わりだろうな。 送った後は知りませんとな。 紛失しようが、誤配しようが 送ったあとは知らんぞと。 良心的なお店は代品を出して 振り回されるだろう。 「申し訳ありません。」 と自分が悪くないのに頭下げて。 |