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ひろ日記

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2010-09-07

「生まれ変わりとカルマ(因縁)について」(つづき4)

カテゴリー: 日記
「聖職についている人々は、一般の人々よりもこれらのことをよく知っている。彼らは純潔と従順の宗教生活を送っているからだ。彼らは何の見返りも求めずに、多くのものを捨てているからだ。他の者達は、見返りを求め続けている―――己の行動に対する見返りと正当化を求めているのだ………我々が望んでいる見返りはあり得ないのに。見返りは、行為の中にある。ただし、何も期待しない行為………利己的でない行為の中にだけ、あるのだ。」
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊より)
2010-09-06

「生まれ変わりとカルマ(因縁)について」(つづき3)

カテゴリー: 日記
「人の道は、基本的には誰にとっても同じだ。人はこの世に生きている間に、その道を学ばねばならぬ。ある者は速く。他の者はゆっくりと学ぶ。慈悲、希望、信仰、愛、………。人はこれらすべてを学ばねばならぬ。一つの希望、一つの信仰、一つの愛というように、切り離されたものではなく、すべてはつながっているのだ。それを実行する方法はいろいろある。しかし、人はまだ、どれも、ほんの少ししか知らないのだ………。」
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊より)
2010-09-05

「生まれ変わりとカルマ(因縁)について」(つづき2)

カテゴリー: 日記
「大切なことは、忍耐とタイミングだ。………すべてのことには時がある。人生をあせってはならぬ。人生は多くの人々が期待するように、うまく予定通りにゆくことはない。したがって、人はその時々にやってくるものを受け入れ、それ以上を望まない方がいいのだ。命には終わりがない。そして、人は決して死なないのだ。新たに生まれるということも本当はないのだ。ただ異なるいくつもの場面を通り過ぎてゆくだけなのだ。終わりというものはない。」
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊より)
2010-09-04

「生まれ変わりとカルマ(因縁)について」(つづき)

カテゴリー: 日記
「我々は、みんな………何か支配的な特質を持って生まれる。それは、強欲であったり、情欲であったりする。しかし、それが何であれ、自分のカルマは相手に返さなければならないのだ。その後、人はその転生の自分の特質を克服しなければならない。お前たちは、強欲を克服することを学ばなければならないのだ。もしそれができないと、その性質は他のものと一緒に次の人生に持ち越される。そしてその重荷は、ますます大きくなってゆくのだ。一回一回の人生でカルマを返してゆかないと、後の人生はますます困難なものとなろう。もし一つの人生で、カルマを返してしまえば、次の人生はもっと容易なものとなるのだ。どんな人生を送るかは、お前は自分で選択しているのだ。だから、お前は自分の人生に100%責任がある。自分で選択しているからだ。」
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊より)
2010-09-03

「生まれ変わりとカルマ(因縁)について」

カテゴリー: 日記
(キャサリンの口を通して語られた、マスター〔指導霊〕の言葉です。)

「我々は支払わなければならないカルマを負っている。もし今生でこのカルマを支払わなければ、次の人生に持ち越すことになる。いつかは支払わなければならないからだ。カルマを支払うことによって、我々は成長するのだ。ある魂は、他の魂より成長が早い。人は肉体を持った時にだけしかカルマを返すことができない。」
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊)
2010-09-02

「よみがえった過去生」[5](『前世療法』日本語訳原本より)

カテゴリー: 日記
キャサリンが、過去生の中で姪を見つけ出したので、私は思わず、私も彼女の過去生の中にいるかどうか、たずねてしまった。彼女の過去生の中で私の役割があったとしたら、それが何だったのかを知りたかったのだ。それまではゆっくり一つずつ思い出すような話し方だったのとは対照的に、今度はすぐ答えが返ってきた。

「あなたは私の先生で、壇の上にすわっています。あなたは、本を使って、私たちに教えています。金の縁どりのついた白いトーガ(古代ローマの服)を着ています。………名前は、ディオジネス。人々にシンボルや三角形の意味について教えています。とても賢い人なのですが、私には理解できません。年代は、紀元前1568年です。(これは有名なキニク派の哲学者、ディオジネスより、およそ1200年も前のことになる。これは、ありふれた名前なのだ。)」

こうして、第一回目の催眠療法は終わった。しかし、もっと驚くことが、これ以後ぞくぞくと起こったのだった。
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊)
2010-09-01

「よみがえった過去生」[4](『前世療法』日本語訳原本より)

カテゴリー: 日記
「大きな波が木を押し倒してゆきます。どこにも逃げ場はありません。冷たい。水がとても冷たい。子供を助けないと。でも、だめ………子供をしっかり抱きしめなければ、おぼれそう。水で息がつまってしまった。息ができない、飲み込めない、塩水で。赤ん坊が私の腕からもぎ取られていってしまった。」

キャサリンは、あえぎ、息ができなかった。突然、彼女の身体がぐったりして、呼吸が深く安らかになった。

「雲が見えます。………私の赤ん坊も一緒にいます。村の人たちも。私の兄もいます。」

彼女は休んでいた。その人生は終わったのだった。彼女はまだ深いトランス状態にいた。
私は、驚きあきれていた。前世だって? 輪廻転生だって? 彼女が幻想を見ているのでもなければ、物語を作っているのでもないことは、私の医者としての知識からも確かだった。彼女の考え方、表現の仕方、細部への注意の向け方などすべて、普段の彼女とは違っていた。精神医学のあらゆる事例が私の心をよぎったが、彼女の精神状態や、性格からは今起きたことを説明することはできなかった。
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊)
2010-08-31

「よみがえった過去生」[3](『前世療法』日本語訳原本より)

カテゴリー: 日記
彼女の見ているビジョンや思い出は、ひじょうにはっきりしているようだった。あやふやな所はまったくなかった。名前、時代、着ているもの、木、すべてがありありとしていた。何が起こっているのだろう? その時の彼女の子供が現在の姪だなんてことがあり得るのだろうか? 私は、ますます訳がわからなくなった。それまで何千人も精神病の患者を診てきたし、催眠療法も数え切れないほど行ったが、こんなに見事な幻想には、夢の中の場合でさえ、一度も出会ったことはなかった。
時をもっと先に進めて、死ぬ場面に行くようにと、私は彼女に指示した。こんなにはっきりした幻想(それとも思い出?)の中に浸っている人に、どう対処すればよいのかわからなかったが、私は、彼女の症状の原因になった事件を探していた。死ぬ時に起こった事件が、特別な傷になっているかもしれなかった。洪水か津波が、その村を襲ったようだった。[つづく](『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊)
2010-08-30

「よみがえった過去生」[2](『前世療法』日本語訳原本より)

カテゴリー: 日記
「アロンダ………、私は18歳。建物の前に市場が見えます。かごがあります………かごを肩にのせて運んでいます。私たちは谷間に住んでいます………水はありません………時代は、紀元前1863年です。その地域は不毛で、暑くて、砂地です。井戸があって、川はありません。水は山の方から谷間に来ています。」

彼女はさらに、地形について話した。私は、彼女に何年か先に進むように指示し、見えるようなものについて話すように、言った。

「木が何本かと、石だたみの道があります。料理のための火が見えます。私の髪は金髪です。茶色の粗布でできた長いドレスを着ています。足にはサンダルをはいています。私は25才です。私にはクレアストラという名前の女の子がいます。………彼女はレイチェルだわ(レイチェルは現在の彼女の姪です。二人はとても親密な関係にあった)。とても暑いです。」

私は、びっくりした。胃がキュッとちぢみ、部屋の中が寒く感じられた。(ツヅク)
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊)

注)『生きがいの創造』の20世紀版(加筆修正されるまでのもの)は、ほんとうに信じられないくらい素晴らしい本だと思いました。しかし、個人的な見解になりますが、加筆修正された21世紀版では、全体的に見るとずいぶん内容が変わってしまっているような感じがします。(先日おぢばの本屋さんで、21世紀版を読ませていただきました。)それで、これからは、信仰の面からも書かれている『前世療法』の日本語訳原本から引用させていただくことにしたいと思います。しかし、『生きがいの創造』という本は、『前世療法』という本を教えて下さり、臨死体験や退行催眠というものによって、生まれ変わりの実際を体験させて下さったことに、大きく感謝させていただいています。誠に、ありがとうございました!!m(__)m(ひろ)
2010-08-29

「よみがえった過去生」

カテゴリー: 日記
1982年、ブライアン・L・ワイス博士(元マイアミ大学医学部精神科教授)が、キャサリンという被験者に退行催眠を行っていた時のことでした。………。それまで、キャサリンの「水」に対する恐怖心の原因をさぐろうと、幼いころにまで記憶をさかのぼらせても原因が見あたらなかったため、ワイス博士は、「症状の原因となった時にまで戻りなさい」という、漠然とした指示を行ってみました。
ワイス博士は、その時のできごとを、次のように記しています。

――――――――――――――

「あなたの症状の原因となった時にまで戻りなさい」

その後に起こったことに対して、私(ワイス博士)は、まったく心の用意ができていなかった。

「建物に向かって白い階段が見えます。柱のたくさんある白い建物で、前の方は開いています。入口はありません。私は長いドレスを来ています。ごわごわした布でできた袋のような服です。私の髪は長い金髪で編んでいます。」

私は、何が何だか、わからなかった。いったい何が起こっているのだろうか。それは、いつのことであなたの名前は何というのか、と彼女に質問した。(ツヅク)
(『生きがいの創造』 飯田史彦著 PHP研究所[文庫]刊 20世紀版より)、(『前生療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊)
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