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| たとえば、高価なブランド品や、お気に入りの洋服とか。 自分が故意ではなく、何も知らず、ひとが大事にしていたモノ、高いお買い物をして買ったものなどを、汚しちゃいそうになったとき。 「あ、それダメっ」 って、モノを優先的にされると、なんだかちょっと哀しくなる。 いくら高価なものでも、大事にしているものでも。 それはあくまでも「モノ」でしかない。 どんなに高価なものであっても、モノが与えてくれるのは、かかったお金の価値でしかない。 そんな態度をされてしまうと「ごめんなさい」って思う反面。 モノが大事なんだな・・・って距離を感じる。 わたしにとっては、モノはモノでしかなくて。 どんなに高価であろうが、きれいなものであろうが。 自分が死んでしまえば誰が愛でるものでもなく、ゴミと同じくらいの価値になるようなもんだと思うので。 大事にしているものがあっても、執着はしない。 モノよりも人のほうが大事だから。 自分にとって価値あるものなのはわかるけれど。 故意に汚そうと思ったりしたわけではないのに、「これはダメ」ってよけられると、自分が悪いんだ・・・って思わされるし、自分よりもモノのほうが価値があるんだろうなぁ・・・と。 大事なものってなんなんだろう？ |
