デートをするとき、お勘定は相手もち?それとも自分?普通に割り勘? それはきっと仲の良さとか、付き合う仲の深さとかにもよるのかもしれないし、男性と女性での考え方の違いもあるかもしれない。 男性にごちそうしてもらうことが当たり前のひともいれば。 絶対に割り勘!-という人もいるし。 いろいろパターン的にはあるかな・・・とは思いつつ。 なんでも男性にお支払いを払わせて当然という女性もいる。 男性としては、そういうのは考えものだと思うだろうし、女性からみても、それはどうだろう・・・とも思う。 付き合いはじめや、相手に自分のことを好きになって欲しいと思うひとには、最初のうちはそれでもいいかな・・・と思うのかもしれないけれど。それが当然のように思われて、「ありがとう」などの感謝の気持ちもないようだと、やっぱり、どうかな?と疑問になって、その人との付き合いは難しいかな・・・となるのだろう。 ただ、その話を聞いたとき。 わたしはちょっと違う見方もできるかな・・・と思った。 きっと、彼女は自分にどれだけしてくれるかーで、相手の気持ちを計るひとなのかもしれないんじゃないのかな・・・って。 彼女にとっては、相手が見せる好意とは、自分への愛情や気持ちとは、相手が自分にどれだけのことをしてくれるか?ーがバロメーター。 常識的に考えたら、そんなのはおかしいじゃんーって即座に思うものだけれど。 そういうふうにしか、与えてもらうことで自分の価値を推し量るようなひともいるものだし。 たくさん相手がしてくれたから、それが愛情なんだと思って満足したり、そこをクリアするかどうかで、お付き合いが出来るかどうかの物差しとして見るのかもしれない。 お金や相手がどれだけ自分にしてくれたかーが判断の基準値なのは、ちょっと寂しい話だと思うし、等価交換でしか物事を計れないのは、切ないと思う。 逆に、なんでも割り勘って線を引いたり、どんなことも対等っていうのも。それはそれで寂しい気がする。 自分ばかりが負担してばかりだと、確かに付き合いに不安を感じるのは当然だけれど。 本当に相手のことを好きでいるのなら。 相手の喜ぶ顔が見たかったり、相手を楽しませたいという気持ちで使うお金なら厭わないのでは? けれど。 大事なことは。 相手にしてもらって当然ということは、何ひとつなくて。 その行動の意味を理解したら、自然と相手への感謝の気持ちや想いはあふれてくるもので。 気持ちや好意はモノでは計れない。 目には見えないからこそ、言葉で態度で伝えるべきことなのに。 目に見える形ばかりを求めてしまうときがある。 |