昨晩の事。 帰宅時、横断報道の信号が青に変わるのを待っていた。 日はとっくになくなったが、それでも周囲はまだ明るい。 5m位手前でタクシーが停まり、後席の扉が開いた。 そこには誰もいなかった。 客が降りるのだろう、と思っていたが誰も出てこない。 間もなく扉が閉まる。 運転手が後ろを向き、誰かと話をしているように見えた。 ガラス越しに見る限りは、後席に人影は無い。 タクシーが走り出し、目の前を通過したが、運転手以外、人は乗っていないようだった。 多分、連日の暑さで私は幻を見たのかも。 今朝、新聞の片隅に、お盆の送り火の事が記事になっていた。 |