麻生首相が5日の衆院予算委員会で「郵政民営化に賛成ではなかった」と発言した、と報道があった。 麻生内閣では郵政民営化反対派の象徴とされていた野田聖子氏を閣僚に登用。 その時点で怪しいと感じていたが。。。 そしたらすぐに「民営化することには賛成していた」と自らの発言を修正。 たった4日間で発言を撤回した格好だ。 「言い間違い」だったら、早期に発言内容を修正するのは正しいと思う。 だが、あの発言は間違いとかではなく、思わず「本音」が出てしまったのだろう。 いいように解釈すれば裏表の無い性格、とも取れるが、一国の首相としては・・・、ねぇ。 その発言を受けて、小泉元首相が「怒るというより笑っちゃう」と。 小泉首相は郵政民営化を訴える時に「殺されてもいい」とまで言った人物。 最後まで信念を通して改革を実行した。 小泉内閣が発足した頃「(当時としては)日経平均がバブル以降の最安値」を記録。 その後、小泉首相が退陣するまでの期間の株価の値上がりは説明するまでもない。 最新の世論調査によると麻生内閣の支持率がまた下がったみたい。 世論は「定額給付金」や「高速道路料金の大バーゲン」なんて期待していないようだ。 首相がその事に気付くのが先か、それとも麻生内閣が倒れるのが先か。 |