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) ) ２月１１日（水）。一般公募の抽選に当たり、相鉄線の５０００系さよなら乗車会に参加してきた。 小さな頃から乗り物が大好き。 クルマも船も飛行機もみんな好き。 でも、相鉄沿線で育ったせいか鉄道には多少の思い入れがあったりする。 指示されたいずみ野駅に着きホームで待っていると、主役の５０００系が入線。 すると先頭車の上部で列車の種別（急行とか快速とか）を示す指示幕に「希望」の文字。 相鉄線には「希望が丘」という駅があるが、行き先表示ではない。 この日の為にわざわざ指示幕を作ったようだ。 乗車時間までまだ余裕があったので、反対側へ。 するとこちらは「感謝」の文字。 オリジナルが１９５５年生まれで、現役の車両では最古となった車両への最後の敬意のように感じた。 さよなら列車の乗車時間は１時間半程度だったけど、アッいう間にだった。 しょせん電車も工業製品。 電車自身が引退を決めた訳ではなく、ただ新型車両が入線したから、という会社の理由で。 でも、最後の乗客を降ろして、車庫に向う姿を見ていたら電車の先頭車がちょっとだけ人の顔のようにも見えた。 「５０年以上、大きな故障もせずに頑張ったんだ」という安堵の表情だった。 |
