こんなにドキドキする年度末ははじめてかも。 現時点では暫定税率の期限切れはほぼ確実に。 時限立法である暫定税率が、ついに無くなる。 私はただ単に「ガソリンが安くなる」から期待している訳ではない。 もちろん、ガソリン価格や自動車重量税が安くなるのは本当に嬉しいけど。 今回の期限切れで年間、約2兆6000億円も財源が減るとか。 確かにとてつもない金額だが、国の借金の事を考えたら微々たる金額じゃないの? 今まで散々財政の無駄遣いをしてきて、安易に国債を発行してきたじゃん。 そのツケがいままわってきたんですよ。 本気で節約する気があったら「暫定税率が廃止になっても財政削減で影響は最低限に収めます!」と何故言えないの? やっぱり、税金で飲み食いしたり、タクシーチケット切るのは止められないから? 福田総理大臣は会見でこんな事を言っていた。 「温暖化対策の観点からも・・・」と。 ガソリン税の予算配分で、具体的かつ実効的な温暖化対策費をかけた、なんて聞いた事がない。 そもそも、道路特定財源なんだから、道路以外に使う事は国民に対して約束違反にならないの? 地方自治体の中には「福祉関係にも影響が出る」と言っているけど。 理屈はわかるけど、今回の問題はあくまでも「道路特定財源」。 簡単に取れるところから徴収する「打出の小槌」じゃないんですよ。 内閣支持率が全てじゃないけど、現実を直視して欲しい。 |