今回はお口直しにガラリとアニメ「ウォーリー」をレビューしてみよう。 子供向けアニメーションかと思ったが大人も十分楽しめる映画だった。 さすがアカデミー長編アニメーション賞の受賞も納得。 ちなみにこの年のアカデミーはおくりびとフィバーで盛り上がった。 時代設定は人類が地球を離れ宇宙に移住、廃墟と化した都市でゴミを片付けるロボットがいた。 ひとりぼっちのロボット”ウォーリー”彼の動きやしぐさ、かなり可愛いです。 友達といえば(私の)苦手なゴキブリくん。アニメとはいえちょいキモい。 ふとゴミだらけの中に見慣れない緑の物体、植物を見つけるのだ。 何となくマイホームへ持ち帰りコレクションのひとつとする。 ある日空から宇宙船がやってきて中から最新型の白いロボットが舞い降りてきた。 その”イヴ”に惹かれたウォーリーはいつしか”彼女”と手をつなぐことに憧れるのだった。 そのイヴの目的は地球に生命の可能性を求めてやってきたのだ。 やがて二人は出会いウォーリーのマイホームへ。 手を握りたいウォーリーだがイヴが植物に反応してしまい体内に格納し休止状態となる。 毎日毎日、無反応のイヴを気遣うウォーリーが切なさを誘う。 時は流れ、あの宇宙船が戻ってきてイヴを回収してしまうのだった。 慌てて宇宙船にしがみつくウォーリー! 無事に巨大母船へと到着するが。。 巨大宇宙船はコロニーのようで全てコンピューター管理、ロボットが人間の世話をしている。 コロニーの中の掃除ロボットもいい味だしてます。 ひたすら掃除、掃除、汚れのかたまりのウォーリーの足跡を、掃除、掃除。。 しかしこれがウォーリーたちの命を救うとは。。 時代は700年後のようで人間は何事もロボットまかせで体力を使わず人類みなメタボ。 地球に生命体があるなら帰還しようとするが肝心の植物がどこかに消えてしまう。 消えた直物はいったいどこへ。。 はたしてウォーリーは無事イヴと出会い、手をつなぐことが出来るのか。。。 アインシュタインの相対性理論によれば光の速度と同じ宇宙船があるとする。 その宇宙船内は時間の経過が地球上より7倍は遅くなるという。 つまり一年宇宙船で過ごして地球に戻ればそこは7年後の地球なわけだ。 いわゆるタイムマシンの原理だがワープ航行が可能ならもっと先の地球に出会えるわけだ。 映画の設定700年後の地球なら光速で100年回り帰還すれば地球はすでに700年経っている計算だ。 あくまで理論上ではあるが宇宙の空想は尽きない。 |