交通量の多い交差点には信号機がついているが 人も車も通行するうえで、危険度が高い処に信号機があるわけで 通行には格別の注意を払う必要があると思っていい そこんとこを 考えないで 青は ススメ! 黄は チュウイ! 赤は トマレ! と、単純に子供に教えたら大変なことになる 子供が自分で周囲を確認せず青だから進んで、信号無視の車に跳ねられたら、どうなるんだろう 裁判や保険に関して言えば自己責任が必ず問われる 自己責任の観点から、私は次の標語を作ってみた 青は 注意してススメ! 黄は 注意してススメ! 赤は 注意してススメ! この標語を良しとする大人はどれだけいるだろうか? |
去年の暮れから首がやけに凝って、レントゲン撮って調べたんだけど異常なし・・・自分的に理解するところ首を支える筋肉が老化していて重い頭を支えられなくなっているのではないかと推測する。私には医学的知識がないわけで素人診断であるが、今のところそれしか考えられないと思い取り合えず納得している。じゃーどうするか! 私が考えたのは、衰えた首の筋肉を鍛えること・・・しかしどの筋肉をどのように鍛えるか分らない。現在思考錯誤中。 きっと、姿勢を維持する筋肉のように、人はそれが普段在ることも気がつかないものに支えられて生きているのだろう。私の気がつかない筋肉に感謝したい。ただ立ってることがどれだけ沢山の力の集合のお陰か・・・老化とは頭を支えられなくなり腰が曲がり、やがて死を迎えること。今まで支えてくれた筋肉の存在を知り、感謝したい。 私を支えてくれた多くの知人、そして私が気がつかないうちに支えてくれた私の記憶にない人たちに感謝したい。 さて首の筋肉の強化はどうすれば良いのだろうか・・・ まだ、思案中・・・ |
昨日、よく週末にだけ京都から我が町(一人ランチに・・・)にやって来る男の人(変わっているが天才タイプ いや天才だろう)と話をしていて、彼の所持品の一つが話題になったのだけれど、ちょうど電子辞書を少し大きくしたようなA6サイズの薄いモニターのついたもので、なんと今のところそれ1台で1500冊?分の英語の本をダウンロードできるものだそうで、私にはよく分らない世界だけれど、パソコンで本をダウンロードするのと同じようなものらしいが、彼の持っているその端末はまだ日本ではあまり流通していないとのこと。日本語変換されたこのソフトは来年か再来年の販売予定らしい。本棚を背にパイプをくゆらせている読書家のイメージを大転換しなければならないカルチャーショックを受けた。世の中ついていけんなぁー・・・・と思い始めると‘おっさん’なんやろな! 本屋や印刷出版業のあり方が様変わりする時期がすぐそこまで来ていると近未来を予想する私である。 今日は、絵本を探しに本屋に行ったけど、その本屋には在庫がなかった。ネットで注文しようかな?と思う程度のことが私には精一杯なのだ。 |
不思議な映画を観た! ‘ノースフォーク天使がくれた奇跡’という映画。ジャンルはファンタジーであるがCGが使われているわけでなく、宙を舞うわけでなく、特殊メイクがすごいわけでなく、それでも間違いなくファンタジー・・・製作者の頭脳と感性の高さが感じられる作品だった。全編一貫して刹那さがあるが中途半端ではない微妙な一線を保ち暗くはない。軽い気持ちで観たが、観終わって得したと思える作品であった。ただし一般受けはしないだろう。これは確かだ。 私はある理由から、面白くないと思う映画も観ることがある。何故面白くないのか考えるとそれはそれで面白い。私のお薦めする映画はひょっとするとあなたには面白くないかもしれない。だって評判の悪い松本人志の‘しんぼる’も私を充分楽しませてくれた。 面白くない映画も、たまにご覧になってはいかがだろう。 |
私の好きなピアニストで、ビル・エヴァンスという1980年に亡くなったジャズピアニストがいるんだけど、高校生の時に初めて彼の演奏を知った。‘アローン’というソロピアノのレコードに出会い、その時までの私の人生で最高の演奏だと感じた思いが今でも同じように続いている。今もその演奏を聞きながら書いているんだけど、ピアノがうまい・・・と言う表現ははまらず、しかし私の心に響く音なのだ。10代で‘ALONE’に出会えた事を幸せに思う。技術的・記録的に100点をとるパフォーマンスは、得点化(タイム評価)されるスポーツや数学の世界では大切かもしれないが、感性という視点から見れば20点や30点でも人の心を動かすパフォーマンスがあると思う。ただ、そこに評価を見出すには、与えられたスケールに沿わない、自分自身の内から滲み出る‘幸せを感じる心’が必要だと思う。 そんな感性を大切にしたい。 この話をするには、ビル・エヴァンスはあまりにメジャー過ぎるんだろうか・・・ |
‘静座観雲起’ 私の好きなこの五字熟語?をネットで検索しても、うまく意味が見当たらない。私が理解しているのは‘静かに座して雲の起こりを観る’・・・‘一人丘の上に座り無心に宙を見据え雲の変化を観るように眼下の人々の営みの大局を把握しようとする境地’この理解が正しいかどうか分らない。私はこの意味を・・・政治家や経営者の格言だと理解している。物の小さな動きではなく大きな動きを捉える感性が人の上に立つ人、組織を動かす立場の人には大切だと言うことなのだろう。 目の良い人は、細かい部分を見過ぎてしまう事が多々ある。デッサンする時、明暗を確かめるために目を細めて見ることがある。敢えて自分の普段の能力の一部を低下させることでどこが一番明るく、どこが一番暗い部分か知るためだ。いっぱい、いっぱいの生活ではなく時にはオゾンのなかでボーッとした時間をとって、目には見えない枝の擦れ合う音や鳥の声に耳を傾けることに心を開くことが・・・あなたの未来を築くうえで必要な時間となるだろう。 そもそも、こんな熟語が存在するのだろうか・・・ |
乾いた落ち葉を踏みしめる音・・・・・・・・・・・・・・・ 耳の後ろに風が当たる音 ・・・・・・・・・・・・・・・ 風が枝をすり抜ける音・・・・・・・・・・・・・・・ 鯉が虫を捕る時の水の音・・・・・・・・・・・・・・・ 新しいクレヨンが折れる音・・・・・・・・・・・・・・・ 信号機の色が変わる時の音・・・・・・・・・・・・・・・ ハエがガラスにぶつかる音・・・・・・・・・・・・・・・ 冷たい雨が髪に当たる音・・・・・・・・・・・・・・・ カラスの羽が風を切る音・・・・・・・・・・・・・・・ 大切な手紙の封を切る音・・・・・・・・・・・・・・・ 滝つぼに落ちる雨粒の音・・・・・・・・・・・・・・・ 子供の寝息(イビキじゃないよ)・・・・・・・・・・・・・・・ あなたは、どれだけイメージできた・・・・・・・・・・・・・・・ |
あなたは、いくつ聞いたことがある・・・・・・・・・・・・・・・ 猫が獲物を狙っているときの息遣い・・・・・・・・・・・・・・・ カールしたまつ毛に積もる雪の音・・・・・・・・・・・・・・・ 好きな人に花束もらったときの心臓の鼓動・・・・・・・・・・・・・・・ 目の前の人の一言で心がくじける音・・・・・・・・・・・・・・・ 赤い夕陽が沸騰する水平線に沈むときの音・・・・・・・・・・・・・・・ 流れ星の尻尾の氷と氷がぶつかる音・・・・・・・・・・・・・・・ 人のポケットに手を入れた時の血流の音・・・・・・・・・・・・・・・ 同い年の天使どうしの陰口のたたきあい・・・・・・・・・・・・・・・ 腕組みした神様の深いため息・・・・・・・・・・・・・・ 体重6kgの赤ちゃんのため口・・・・・・・・・・・・・・・ 階段を踏み外して落ちるカタツムリの叫び・・・・・・・・・・・・・・・ 海のなかで泣く人魚姫の涙が流れる音・・・・・・・・・・・・・・・ |
私は、車で山を越え職場と家を行き来する。その途中20分間ほど全く信号も交差点もない山道を抜ける。昨年の今頃、落葉の季節・・・ある空気の澄んだ朝、その山道の路面一面はすっかり紅葉した落ち葉で敷き詰められ、その上に、今・・枝から離れたての木の葉達が木漏れ日にキラキラと輝きながら落ちていく一瞬に出会った。この世の景色ではないような美しさ。数年間この山道を通っているが、この感激はその一日だけ。紅葉のスピードを左右する気温を含むあらゆる環境がそろった、まれにしか存在しないひと時だと思う。今年もその時間に遭遇することが出来るだろうか・・・もう一度同じ感激を味わいたい。 |
個性と言うものは、その人が他より優れたものをどれだけ身に付けているか・・・ではなく、何が欠如しているか・何が足らないか・何を無くしたかによって育まれると考えたほうが理解しやすい。普通の人が当然持っているものを持たずに生まれてくる人もいるし、一生続くだろうと思っていた幸せが突然反転する事もある。その場になって大切なのは、どれだけ短時間でその足らない状況を咀嚼し、それまで自分が気付かなかった自分の内にある隠された能力を働かせて補っていくか・・・そこのところに時間をかけ過ぎるとその人らしさが育たない。 美しい顔・完璧なプロポーション・爽やかな話声・ショパンなみの音楽センス・ピカソばりの絵心・アインシュタインに匹敵する頭脳・ビルゲイツのようなお金持ち・人に優しく・自分に厳しくおまけにストレスもないなんて人・・・先ずいない。なにかかが欠けているから、その人らしさが生まれてくる。 足らないということは、自分が悲しむべきことでも周りの人がとやかく言うことでもない。その人がその人らしくあるために大切なことだと思う。 如何せん自分が自覚してないと、周りに突っ込まれたり哀れみを受けることもあるかもな・・・どんな時でも自分は被害者ではなく、誰とも違う個性ある主人公であるべきなんだと思う。 |