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拓也日記

 
2007-12-09

愛車

カテゴリー: 日記
今日は乗っていたトラックの洗車と片付けをやって来た。半日がかりの大仕事だったがワックスをかけている最中色んな事を思い出した。中でも二年前、深夜に大阪へ行った時の事は忘れられない。その日は積み込みが遅くなり翌朝一番着指定の為に時間に全く余裕がなく、高速で向かっていると関ヶ原を越えたあたりで強烈な睡魔に襲われ栗東を過ぎたあたりで完璧に意識が抜けた。眠気はどんな事をしても取れないので停めて少しでも仮眠を取るべきだった。でもその時は万が一寝過ごして延着はマズイと思っていたので無理をしたのがいけなかった(今は規制も厳しくなった為、会社も余裕を持った運行を組んでいます)。ふと目が覚めたのは強く体を揺り動かされたからだ。一瞬何かにぶつかったのかと思ったが何事もなかった。路面のギャップの振動とは明らかに違うし地震が起きた様子もない。気が付くと今にも車線を割りそうになっていて左右後方から大型トラックと乗用車が迫っていた。もう少し寝ていたら大事故になっていたと思うと鳥肌が立った。でもあの不思議な振動は…?車が助けてくれたんだと思う。叩き起こしてくれたんだろう。僕はこのトラックを自分の車以上に大切に扱って来た。下手すると家にいるよりも長い時間を過ごしてるしこれがなきゃ生活も困る訳だし…。でも車って大切にすればその分必ず何かを返してくれるような気がする。本当にいい相棒だった…車を女性に例える人もいるが僕にとっては男であり相棒だと思っている。全てを終えた帰り際、最後に正面から長年本当にありがとうと頭を下げた。