昨日は連休最終日とあり、日頃使ってない部屋を掃除してみた。 たまに掃除などしているときに、つい置き場の迷った品々はこの部屋へ 行ってしまう。 そろそろと思い恐る恐る部屋を覗いてみた。 案の定、行き場を失った物が山積みされていた。 気分転換がてら、いざ開始。 檻から出したジョンが何に反応しているのか分からないが矢鱈うるさいので再度、檻にかえした。 雑誌などの本がばらばらになっている。まず選別して書棚へ。ひと段落。 ミニコンポのデッキが2台とスピーカが3台。どちらも古いがずっと捨てられずにいた。 おや?スピーカが端数だ。1セットは先日廃品回収に出し、確かスピーカは残していたと思っていたが。どこに行ったんだろう?思い出せない。まあいい。 わきからCDのほかになつかしのカセットテープが大量に出てきた。 人には捨て切れない物があると思う。 もう聞くことはないが、ずっと今まで持っている。小さな歴史だ。 迷った挙句、またそのままにした。 と、女子十二楽坊のDVDが目に留まった。 現地調達したもので、PCでしか再生したことがなかった。 自称ミニシアターで再生してみた。前に見た感じといささか違う。 中国楽器の響きのよさにしばし聞き入ってしまった。なお、中身はライブ 演奏会のものだ。 (いい表現が浮かばないが、会場の雰囲気とあいまって音に「妖艶」 という二文字が重なるようだ。) これは中国作の映画などをみるとよく感じられる。効果音響に各楽器を多用して独特の訴えする。つい感傷に浸ってしまった。 本にも自分の小さな歴史がある。 残っているものには、そのとき興味を持ったもの、色んな準備で使ったガイド、語学書、歴史書など。それぞれに思いがあり、捨てるに捨てれない。 写真もいいが、個々の品々から歴史を感じることもまた味わい深いと 些細なことを考えたのだった。 |