いやまぁ、世の中イライラすることが多すぎて、
書き出したらキリがないので昨日は書かなかった。
実生活にイラっと来て、テレビ見ててイラっと来て、
寝ても覚めてもイライライライラ。
ともかく生き方がヘタなんだ。
こんなこと語りだしたらそれこそキリがない。
こんな時は『ウルトラマンと怪獣』に関して語った方がよほど有益だ。
そもそもウルトラマンと言う存在はなぜ怪獣と呼ばれるものを無差別に駆逐するのか?
ウルトラマンと怪獣の間に何があったのか?
ウルトラマンは宇宙の平和を守る光の国からの使者だが、
それが地球の一部地域に現れた怪獣を虐殺するに該当たって、
『人類を守る』と言うお題目が果たして正義に値するかどうか?
たとえば『仮面ライダー』は悪の秘密組織と呼ばれる『ショッカー』に
改造人間にされてしまったことによる私怨から戦いを始め、
やがては人類愛と言うお題目に目覚めて行く訳だが、
ウルトラマンは元々神のごとき能力を持ち、
自身に害をなしたわけでもない怪獣さんを
第三者である人間とのいさかいに首を突っ込んで、
あげくは巨大な力でねじ伏せて虐殺にいたるわけです。
先日新劇場版『エヴァンゲリヲン』のDVDを見てて思ったのですが、
このエヴァンゲリオンと使徒の関係がまさにウルトラマンと怪獣の関係なのだな、と。
どこから来たのかわからない、
何のために来るのかも今ひとつ不明な使徒を、
エヴァンゲリオンと言う人類の味方の人造人間が駆逐する。
だがしかし、本当に使徒は敵でエヴァンゲリオンは人類の味方なのか?
戦うことが人類を救う方法だと言うのは正しいのか?
使徒って何?
エヴァって何?
ウルトラマンって何?
怪獣って何?
人類を救うと言うことが本当に正しいことなの・・・?
こんな角度で見ると、
ウルトラマンには大人の恋愛ドラマにはない、
もう一つの味わい方が出来ます。
でもコレやってると楽しい子供番組がひどく欝なものになってしまうんですよね。 |