♪かごめかごめ
かごのなかのとりは
いついつでやる
よあけのばんに
つるとかめがすべった
うしろのしょうめんだ~れ?♪
童歌「かごめかごめ」。
ワタシはその昔「この歌は”人の世の滅びの歌”なのだよ。」
と教えられたのですが、
一般俗説では「流産の歌」「口減らしの歌」なのだそうですね。
地球と言う星(かご)の中にいる人類(とり)が
外宇宙(ばん)に出ようとしたとき(よあけ←)に
千年も万年も続く歴史(つるとかめ)が終わった(すべった)。
(うしろのしょうめんだ~~れ?)
その原因となるものは今はまだわからない・・・?
籠女籠女
籠の中の鳥はいつ自由になることが出来るのだろう
暁の時、逢魔が時、
永遠に続く命と言われていたものが失われた
前も後ろも、誰かですらわからないままに。
「つるとかめがすべった」
怖い言葉ですね。
単なる語呂合わせにしても、深い意味を持つにしても。
流れていく失われた生命そのものを指すようで・・・。
なぜこんな歌をよまなければいけなかったのか。
子供を取り囲む時代背景が、
残酷とも言える内容を「遊び」の「童歌」として継承させた。
悲しみを隠して語り継がねばならない現実を、
いつの世も「人」は抱え続けているのですね。 |