asahi pentax sv 機械式カメラ。 カメラ、時計、メガネ。 これって昔は機械式で職人業だったけれど 今時は、カメラは量販店で 時計は、機械式ではなくてクオーツで メガネにいたっては格安メガネショップの乱売。 機械式のカメラなんて今時は ガラクタ扱いである。 なんでこうなったのかいな。 子供の頃はまだカメラは高値の花であったし わざわざ現像するものであったが いつのまにかケータイの普及とともに カメラはもはや、ケータイの付属品になってしまった。 写真も動画もケータイで撮れる時代である。 なんで今さら、機械式というのか。 それは男のロマン。 メカニックなのがいい。 とかなんとかいうけれども まずフィルムの入れ方がよくわからない。 このカメラを分解するにしろ 工具が要るし なんだか手間、ヒマかかりそうだ。 今時、フィルムの現像なんか しているのだろうか。 フジフィルムとかいうが なんだか最近は 松田聖子やらを使って 化粧品か医薬品のCMをしていたし カメラの業界なんて もはやアナログカメラなんか 作ってないだろう。 過去の遺産をどうやって継承していくのか。 膨大なカメラがこれから捨てられていくのか。 カメラ屋に行けば 捨て値の値段である。 機械式の時計なんか やたらとメンテナンスにお金がかかるらしいし 時計のバンドもそれなりに高いし その人のステイタスを表すものであるが カメラはな。 今時骨董品のカメラっていうのは 時代遅れのフェアレディzやら べレットに乗るような昭和の頃 昭和40年頃に戻る気分を味わうものか。 その頃、生きていたからな。 |