星も見えない夜。風の色が山吹色から白に変わった。闇の中、白の鼓動を静かに穏やか感じている。 駆け上がってきた坂道、弾む息で立ち止まり後ろを振り向いてみた。通り過ぎてきたものの多さに思わず白の中の闇の中で見えないはずの星を探すかのように視線が高く宙を舞い深く息を吸った。 声無き声の中、自分を再認識した。 |
星も見えない夜。風の色が山吹色から白に変わった。闇の中、白の鼓動を静かに穏やか感じている。 駆け上がってきた坂道、弾む息で立ち止まり後ろを振り向いてみた。通り過ぎてきたものの多さに思わず白の中の闇の中で見えないはずの星を探すかのように視線が高く宙を舞い深く息を吸った。 声無き声の中、自分を再認識した。 |