肌を滑る冷えた空気に刺激され陽の出よりも先に目覚め次第に脳が身体が諸々が覚醒せり。 決して『当り前』などではない日常がありがたくも始まり候。 あけの明星に小鳥が朝の訪れを知らせるようにさえずる。これもまた決して『当り前』にはあらじ。 二宮尊徳曰く『人道は1日おこたればたちまちすたれる』なにごとも“当り前”だと勘違いし自然のままにすれば廃れる。そこを何とかしようとするのが人の道だということです。 続けてアインシュタインの言葉より『感動することをやめた人は、生きていないのと同じである。』 ことほど左様に『今日』と云ふ一日を有難くささやかな事にも感動をし尊く生きよう。 心静かに手を合わせます。 |