『さあ/\/\/\、まあ/\一寸には難しい事も言い掛ける/\。内々ぢばや/\と言うが、ぢばに一つの理、さあ/\皆々寄り来る道や。治まる処理を聞く。皆々身上から付き来る道や/\。さあ/\めん/\皆々日が経つ。長らえての日が経てば踏み込む/\、入り込む/\。出て来る道や。その道一つの道長らえて年限経ち越したる。難しい道の楽しみや/\。さあ/\これよう聞いて置かねばならん。なれども一時楽しむというは、楽しむ一つの理、そこで遠く/\近くの所より、さあさあ大抵々々入り込む処、一寸世界の処は一寸駈け廻りた。何処から何処までも大抵々々の道。何処までも駈け廻りたる処、さあ/\一寸根に踏ん張る処を見よ。根から一つの花が咲く。一寸こうやったら困まるやろう、難儀するやろうと思うて。さあ/\これよう聞き分け。何にもならん。どんな者でも何にもなりゃせんで。何時どんな水が流れ来るともこれ分かりゃせんで。さあ/\これ踏ん張る処の根を見よ。根から一つの花が咲く。今までにもどうもならんと言うた日の事を思い出してみよ。それ分かりたら先の事が皆分かる。これひながた、分からんもひながた。一町四面、さあ/\一年経ったらどんな事でもして見せる/\。』(M22.03.21) |