『さあ/\日々の処いずむ。一つの心というは、心の理でいずむ。どういう理でいずむと思うやろう。これまで話を聞いて、幾年何年の理も聞いてある。楽しみやろう。前々生涯の理も諭しある。そば/\の心、はた/\の理、神一条の道は心に分かり有って分かり無い。内々の事情という。今暫くの処じいとさして置くがよい。もう今の間に勇んで出て来る日がある。この理をよう聞き分けて置け。』(M23.03.06) |
『さあ/\一日の日を尋ねる/\、尋ねるは並大抵での理を外れぬよう。一日の日心置き無う許そ/\。速やかな一つ速やかに許すで。十分の理を治めるで。さあ/\心置き無う勇んで一つ尋ねる処/\、尋ねるは順々の理に委せ置く。』(M23.03.13) |
『さあ/\秘っそ/\にして、その日/\の旬を見て、秘っそにして三名、昼でも夜深でも大事無い。秘っそにして取り計らい、取り扱い、皆渡さにゃならん。』(M23.03.17) |
『さあ/\尋ねる処、守いつ/\続かさにゃならん。赤衣という、いつ/\続かんなれど、そうせいでもいと、何尺何寸買うてそうすればよかろうと思うなれど、赤き着物に仕立てゝ供え、これをお召し更え下されと願うて、それを以ていつ/\変わらん道という。』(M23.03.17) |
『さあ/\これまで住んで居る。何処へも行てはせんで、何処へも行てはせんで。日日の道を見て思やんしてくれねばならん。』(M23.03.17) |
『さあ/\身上の事情尋ね出る。いかなるも刻限の事情話たるなれど、話すに話されん。皆それ/\の心、夜に知らせたい/\。なれど諭す事が出来ぬ。見えん見え難くい心尋ねるである。尋ねるから話掛ける。一つどういう事、刻限余の儀外の儀は諭せん。長く分けとは言わん、分けとは言わん。出て来る見る、尽しながら、見るに見られまい。秘っそ/\諭し置いたる話、一時二月三月の処通り難くい。何彼の事秘っそ。取次事情難しい。よう事情聞き分けくれるよう。一時話聞かさにゃならん。聞き分ける理もあろ。見分ける理もどういう事であろ。大道は難しい通り難くい。これまで往還道難しい。十分取り決まるよう。』(M23.03.17) |
『さあ/\十分治まり、所変わって一つ。これまでどうもならん。その日治まる事が出来ぬ。それ/\心を揃え、こういう心を定め。許そう/\。』(M23.03.17) |
『さあ/\身上一日の日印、一日の日の仕様、どういう事であろう。事情聞き分け。どんとこれまで何でも通さにゃならん。十分受け取る処、世界の事情、十分運ぶ。十分受け取る。一日の日事情、小人並大抵の事でない。一人のあたゑなか/\。二人夫婦その中一つ、三人夫婦可愛い一つの理、頼もし一つの理、心一つを定め。身の内は心の理かと、一時の理が定まるという。 』(M23.03.17) |
『さあ/\修行々々、学問上十分という、心通して修行。学問上何が違う、彼が違う、どういう事であろう。身上どんと不足なれば、どうする事も出来ん。どんと不足あるとて、さしづ一つで速やか。何年幾年了えたら、身上どんと不足成ったらどうもならん。修行の処、身上不足取次何も案じる事は無い。修行のため、銘々身上磨きに出るのが修行。通さにゃなろまい。修行という、心の身を磨きに出るのや。修行、大切に扱うては修行にならん。そら水汲みや、掃除や、門掃きやと、万事心を磨くのが修行。そこでさしてくれるよう。』(M23.03.17) |
『さあ/\暫くの処、修行のため、先々話たる処、心に掛けずして取り計ろうてくれるよう。』(M23.03.17) |