『さあ/\身上から尋ねる。又一つさしづどういう事であろう。思やんすれど何が違うであろう。身上心一つの一人の事情という。それ/\運ぶ処、日々の処、結構十分はさん。世界どう心に掛かるなれば、身ははさん。一人の処、世界から十分はさん。夜の処一つの理を思う。どんな事あっても何も案じる事は要らん、身上案じる事は要らん。』(M23.03.17) |
『さあ/\尋ねる事情、前々事情一つの事情諭し、いずれこう言えば治まる。一つどうであろう/\、心の安心出けようまい。今日して明日として同じ事。何処にどうして、何一寸も構わん心の理が第一。心の理が治まり付かねば、どんな名を付けても何もならん。実際多くの中が治まりという。』(M23.03.17) |
『さあ/\どちらでもよい。いっそ小さき処から/\、大きく成る理。どうこう成らんと言うでない。たゞ心治まる所/\、心の治まらん所には成らん。子供の寄り合う所が一つの理。あちらから妬む、こちらから妬む、身が悩む。治まらん。どうでも一つ治まりという。あちらから妬む、こちらから妬む、という理治まり成らん。一時一つ運ぶ。いつなりと治まるという。』(M23.03.17) |
『さあ/\皆身上目の処尋ねる。一つ悪しき事情理を尋ねる/\。尋ねにゃ分からん。何処々々なれば一つの道、同じ理諭したる事情聞き分け。日々の事情聞き、たゞ賑やか事情楽しむ。その中事情聞き分け。見えん、尋ねにゃ分からん。一時尋ね速やか。これにゃ諭する理が難しい。諭して成る月々の理によって一つ心得ん、日々という、これの理をよく聞き分けくれねばならん。』(M23.03.17) |
『さあ/\身上心得ん、尋ねる。どういう事であろう。皆んな残らず尋ねる/\。一つさしづ、今一時秘そ、穏やか秘そ/\。日々処、どういう事をきても言をか。秘そ一時一つ、どういう事を聞いて、一時一つ分からん/\。仕様無い。これまでどんと一つ、どんな処通して来た。どれもこれも前々伝えたる処、通さにゃならん。案じる事は要らん。なれど秘そ/\出そ。どういう事、どうしたらよかろうと思う。日々日々取り次ぎ十分取り次ぎ、日々日々秘そ/\やで。大層々々言わず/\。大層秘そと言う。秘その処、大層があれば秘そとは言わん。秘そでも大層、秘そから出た大層治め難くい。そこで大層やで。秘そ先だ/\。控えて秘そならん処運んで秘そとは言わん。事情聞き分け。どうでもこうでもじと踏ん張りて右へ躱し、左へ躱し、右のものは左へ躱し、左のものは右へ躱し、大層の理は実々の理に運ばんよう。この理上聞き取ってくれるよう。』(M23.03.19) |
『さあ/\仮家、今の処仮一寸の処、仮家で狭ばくてどうでもこうでも仕様が無い。談示あちら建て出し、こちら建て出し、今一時建て出し取り払うから、堅い事や綺麗な事は要らん。ぐるり八方に建て出す。心通り談示通り委せ置く。』(M23.03.20) |
『さあ/\長らくは要らん。一寸見て分かろうまい。一つ聞いて分かろうまい。もう世界のため、めん/\身の修行、一つの道を通り見にゃならん。心々幾重ひながたの心、十分の心、よう聞き分けにゃならん。出す事は出来んで/\。治まり心、内内心矯め方、心一つの道のため、日々の処、これまで何にも分からんならん、内々思うた日もあったれど、これから案じは無い。どういう日もあるなれど、案じる事は要らん。長くの日は、短こう思うて何かの処楽しみ。日々又候どうである/\、難しい濁り道払い切り、澄み切りた水が多いと、一寸の濁りは応えんで。』(M23.03.20) |
『さあ/\尋ねる事情、尋ね同じ事情、日々諭し同じ一つの事情、諭し聞き分け。一つ/\理を洗い、一つの理を聞き、運ぶ一つ尽す一つ、前々事情諭す中、いかなるも成程の理を定めみよ。どっから諭するであろう、よう聞き取ってくれるよう。』(M23.03.21) |
『さあ/\身上の処、一度尋ねる、二度尋ねる。未だ事情に心得ん/\。どれだけの事、日々の事情という事情に、事情が分かろうまい。身上分からん。一つの理という。よう聞き分け。一日々々理を運ぶ。日々随分の勤め、日々通り来る事情心得ん。どういう事で成る。これが違う。分かろうまい。尋ね事情、聞いて事情聞き分け。一時発散出来ぬ。心に治まり事情間違う。治まり事情が無い。日々に諭す事情、世界それ/\諭するに悟って、一つ身上は心一つの理、何か事情分かる。十分事情諭し置く。前々いんねんの理、諭する理である。一時身上これを聞き取って安心。日日の事情、いんねんの事情、勤めるが事情、送るが事情、立つが事情。』(M23.03.21) |
『さあ/\小人の処一寸身の障り、いかなる事情案じる。よう聞き分け。どういう諭し、一寸始めよう。何たる処案じる。よく/\聞き分け。日々という/\、月々という、年限という。何か聞き分け。何かの処、どうでも見る理あれば年々の事情、日々やれ/\楽しみの事情治め。一寸始め掛け/\。一つ小人障りあれば何よの処ではあろうまい。年々の事情見て治めるなら、いつ/\の事情と諭し置く。』(M23.03.24) |