『さあ/\日々迫る/\。知らさにゃどうもならん。言い掛ける事情治めにゃならんで。さあ/\先々の処/\、まあよう思やんしてみよ。さあ/\身の内にてこれ一寸障り付いてある。どうも真実なる知らせたい。分からんでならん。十分迫り切る。迫り切らん事には聞きやせん。日を送りて来た。さあ/\一寸の処から一寸の処聞きやせん。見えて来たなら後で一つ/\の思やんするであろう。大きものや堅いもんやと。大きいやない、堅いものが堅いもんやありゃせん。よう聞き分け。皆一つどうもならん。何を言うやら分かろまい。理には迫ろまい。なれど日々の処、身上聞き分け。さあ聞き分けてしっかり事情、何もこれよう聞き分けて事情定め/\。だん/\に話取り換え。寄り来る処に早く話聞かせ。今の道難しいてならん。ならんものにどうせいそうせいと言うた処がどうもならん。これだけの人はどういう理を担ぐ、どうもならん。時節々々到来、時節あちらこちら成る事情は、言わいでも運ぶ、成らん事情は言うても運ばん。遠く事情これだけ働いてこう成らん者はせいと言う。成らん者にせいと言うて出来るか。世界という教一つの理から考えるなら、一つの理も分かるやろう。さあ/\理を取り換え/\。取り換えねばどんな理が出るやら知りやせんで。元の事情こういう理である。いかなる理も尋ね/\。尋ねるならいかなる理も諭す。こりゃ大き理や。分からんから道を失うような事が出来る。今は大きにとこぎり大きもの、何でもない事が大きい事やで。何でもないと思うやろう。よう聞き分けてくれ。』(M23.03.27) |