さわるとふわふわしてて
掌の上で温かくて
元気に動いてたのが
冷たかった
本当にひんやりと
もう命がないことが伝わってきた
ごめんねって
ありがとって
いつもみたいに頭を撫でた
ペットの死はこれで5度め
慣れることは、ない
だから嫌なんだ....
すぐに逝ってしまうから....
うちのこたちは
みんな庭の杏の木の下に埋める
いつか土に還って
花になるように
まだ信じられないから心は冷静
だけど目の前にして涙は頬を伝う
このこも綺麗な花になりますように
『ありがとう』
そう思いながら祈りをかけた
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