辛さを共有できる人。心の襞を中を読み取れる人。
一緒に傷を舐めあってくれるが、死闘に立たされたら逃げる人。
辛いと嘆くと、いろいろな慰めや元気を出す事を提案する人間がいる。
果たして、それは優しさ何だろうか。実際、助ける事も出来ず、ただ傷を撫でて喜びあって満足なのか。
私は人の辛さや苦しさを理解出来るなんて解る人は出来ないがが、でも、少し和らぐまで黙って何も聞かず側に居て上げる事は出来るかもしれない。
わかって上げるとか話せば楽になるなんて野次馬でしかない。何も解らないのに思い込むのは不遜だ。
それを、慰めて居たつもりで反撃されると怒り出す。余りにも思い上がりだ。
本当の優しさは、慰めの言葉ではなく、立ち上がりの日数を待って上げる事かもしれない。 |