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ゆうき
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そう言えば、彼女に告白をする日だった… 彼女は、Yesの返事をしてくれるのかな… 一年前に、告白をした時は、振られたけれど、何となく、今回は大丈夫のような気がする。 二月以降は、誠意をもって彼女に接してきたし…  以前、彼女に 「あなたは、忘れっぽいよね。」 と、言われたので、 「付き合いを良くしていく為に、君が僕に約束をしてほしい事をメモ帳に書いて。」 と提案をしていたので 「約束ノート」をつくる事になりました  付き合う為の、法律のようなものです。 話しの流れで、僕が約束を守れなくて、マイナスポイントが貯まっていけば、友達に格下げしてしまうらしいのです  デートの途中で東急ハンズに行ったら、表紙を広げると、ハートの形になる可愛いのが見つかったので、「約束ノート」はこれにしました  ) 中にメモも書けるし、写真だって貼れるようになってるタイプのノートです。  約束ノートには、思い付いた時に、彼女が書いてくれます 夕食を食べている時に、彼女がノートに書きはじめました。 ………………………… 「嘘をつかない」 「曖昧な事を言わない」 「他の女の子とデートしない」 ………………………… と、付き合う約束としては、定番っぽいのを書いてくれていたので、ホッとしました。 せっかく考えながら書いてくれているから、僕も一生懸命、約束を守らないとね この後は、場所を変えて、雰囲気をつくって、誠実に告白しなきゃね… と、内心余裕をもってニコニコ（ニヤニヤかも  ）しながら、彼女の書く約束を確認していたら、５番目の約束が ……………………… 「すぐにスネない」 ……………………… ６番目の約束が ……………………… 「すぐに泣かない」 ……………………… ７番目の約束が ……………………… 「付き合うまではキスしない」 ……………………… これって、今日告白しても、付き合わないんだ  すねる事も泣く事も許されないまま、保留を宣言されました  …… 余談 …… 「後、適当な性格も直してほしいな」 「そんなに適当かな  」「だって、私の話しを聞いていない時あるし」 「それって、高田純次さんみたいな感じかな  」「私、その人、あんまり好きじゃないし…」 「そうなの？僕は、好きだけどな 」「そうだ、約束事に書き加えておこ  」 １０番目の約束 ………………………… 「高田純次にならない」 ………………………… ∞§∞ †保留だと知りつつも、せっかくだから、彼女を送り届ける帰の車の中で、告白をしました。  「君の返事に関係なく、言いたい事は、今まで通り伝えるし、付き合ってくれたからといって、特別華やかな事はできないかもしれないけれど、僕は君の為だけに努力をするよ。 君とじゃなきゃダメだから、僕と付き合って下さい。」  「付き合ってしまうと、あなたとの別れがきた時に、私は友達に戻れないと思うの。あなたを失いたくない…」 † 「Yes」よりずっと嬉しい言葉でした。 君の返事には、「永遠」が混じっていたのだから… これから先、 僕の魂が肉体から離れたとしても、百万年かけて、君と、君に関わる全ての人を大切にします。 考える時間は沢山あるので、今は二人の約束ノートを一緒に埋めていこうね。 だから、 ありのままの 君でいてください。 |
毎日お昼に、お祈りメールをしています。 携帯電話の保存箱が他のメールと合わせて、そろそろ満杯になりつつありますので、お祈りメールだけでも非難しておきます。 † 少しでも僕が君を幸せにできますように  君の居心地が少しでもよくなりますように 今日は楽しいデートができて、君が僕を少しでも好きだと思ってくれますように 昨日は沢山歩いたから、君の筋肉が育って、歳をとっても健康でいられますように 今週、君の仕事が順調で、トラブルが起きず、ストレスがたまりませんように 君にとって、去年の一年間より、楽しい事がひとつでも多くやってきますように 君の頑固な性格が、いつまでも頑固でいられるくらい、君を大切にしてくれる人が周りにずっといてくれますように 大好きな甘いものをずっと食べていけるくらい、君が健康で長生きできますように 君を理解してくれる人が減る事なく、どんどん増えていきますように 君の行いが、全て良い結果に繋がりますように 君のお父さんもお母さんも健康でいられますように 君の寝付きも寝起きも、今のまま、ずっと良い状態が続きますように 君が色んな事に興味を持ち、より多くの教養を身につけられますように 僕の頑張った分、何かしてくれるなら、その分を彼女にあげてください 君が今まで見つけられなかった小さな幸せを、感じられるようになりますように 君は、暑さに弱いので、陽射しの強い所での行動が極力減りますように 一年間ありがとう 君が僕の前でだけは、家族の前と同様にダラダラできますように 彼女の周りに誰もいない時は、神様、あなたが彼女を守って下さい 君の辛い出来事は、僕が代わりに受ける事ができますように 君は、いつも頑張っています。その頑張りが、周りの人に伝わりますように 君の事が、大好きなおばあちゃんも、元気で長生きしてください 君の「幸せ」だと思える事がどんどん増えていきますように 人当たりの良い君が、ずっと、そうでいられる世の中でありますように 君の、来世もお願いします 君の手は、とても良い手をしています。だから、君自身も、自分の手を大好きになってくれますように 君の家族と、お姉さんが、一日でも早く、仲直りができますように 君は、ゆっくり考える子だから、せめて、君の周りだけでも、セカセカしませんように 君の機嫌が悪くなった時は、神様どうか最優先で手助けをしてください 人前では控えめな君ですが、僕の前では、ずっと自信満々の、君でありますように こんな素敵な女性を育ててくれて、君のお母さん、お父さん、本当にありがとう 君に、ずっと光りが降り注ぎますように… 僕の願い事が、ずっと続けられますように 君は、「良い子」でいるために、ずっと努力をしてきました。神様も「頑張ったね」と褒めてください 外見も素敵だけど、心の方がもっと素敵な君の事を、みんな気が付いてくれますように 足の指先は凄く大切な部位だから、君が、あまり指先の細い靴で歩き過ぎませんように 君の体重が、健康的に増えるのであれば、３キログラム増やしてあげてください 胸の谷間が無くたって、僕に世界一愛されている事に気がついてくれますように 君は、正しい幸せになれる方法を見つけてくれます。それを僕が、素直に付いていけますように 君の御先祖様も、君を引き続き護ってくれますように 君が、仕事で受けるストレスを、僕にまわしてください 君が、困った時は、すぐに誰かが駆け付けてくれますように 彼女は、その気になればいくらでも男性を手玉に取る事ができるのに、それをしません。 神様、そんな彼女を褒めてください 神様、生まれ変わっても、彼女と、また出逢えるようにしてください それ以外は、自分で努力しますから。 君が、常に幸せを感じていられる、そんな世の中であって下さい。その代わり、足りないかもしれないけれど、僕の平日の幸せを捧げます ∞§∞ †「毎日、言葉を変えなくてもいいから、お祈りメールを続けて欲しいな。」 君の言葉が嬉しかった… 「お別れをしていた二日間だけ、お祈りメールを届けてくれなかったのが残念だな。」 君の残念を、僕は少しでも減らしたい… 過去に戻ってのお祈りメールはできないし、一日二つのお祈りは、神様に欲張りだと言われてしまいそうです。 ∞ 君より長生きをする僕ではありますが… 何年先か、何十年先かの未来で、僕の肺が止まり、神様にお祈りができなくなった時の為に、二日分のお祈りをさせてください。 † また、君の側にいけますように そこが、天国でありますように |
白と青の広がる、空の下で泣いていた… 優しいものが、頬に触れたのを感じたので、目をあけると、真っ白な羽が足元に落ちていた。 その瞬間が、君との出会いだった… ‡「私と付き合ってくれませんか？」 「僕は明日、死んでしまいます。」 「知っています。」 「僕なんかと、なぜ、付き合ってくれるのですか？」 「好きだからです。」 「何をしましょうか？」 「あなたの姿を見せてください。」 「失礼ですが、君は目が見えないのでは？」 ………………… あなたへの想い ………………… 目は見えませんが 耳で、あなたの言葉を聞いて 鼻で、あなたの存在を知り 手で、あなたの気持ちを確かめたい。 そうすれば、あなたの姿が見えるから… 私の中で、生きてください。 私の事を、忘れないでください。 私は、あなたをずっと見ていました。 私が、あなたを護ります。 ……………… ………… …… 気がつけば… 君は僕で 僕は君だった。 忘れるはずもない… 弱くて優しい君は 僕だから… ……………… 君と僕の理由 ……………… 「なぜ君は僕が死ぬのを知っているのですか？」 「あなたが私を呼んだからです。」 「いつ……ですか？」 「あなたは昨日、死を選択しました。だから私は来ました。」 「君は誰ですか？」 「あなたの、生と死です。」 ………… わたしは ………… ずっと、あなたを見ていました。 生まる前から この瞬間までの全てを… あなたは泣いていた。 叶えられない夢だと知ったから… なぜ、諦めてしまったの？ なぜ、叶えられないと思ったの？ なぜ、私を呼んでしまったの？ ちゃんと確かめてごらんよ… まだ繋がっているから… 大丈夫だから… いつか分かってもらえるから… まだ歩けるでしょ？ あなたには、まだ出来る事があります。 思い出して… やり残した事はなに？ ……… ………… 気がつけば君の姿はなく 足元にあった真っ白な羽が、風に靡かれて舞い飛び、僕の頬を優しく撫でた… 僕は空を見上げて、君を探したけれど 太陽の眩しさと、君の優しさで溢れ出した涙が、白と青を歪ましてしまい、君を見つける事ができなかった。 「ありがとう、ね」 そして、僕の涙はとまる。 ) ………… ………… あれから一年 時々、君と同じ色をしている人と、すれ違う事があるんだ。 君の話してくれた「繋がり」なのかな… 僕はあの日からずっと、君を探している。 答えを聞くために… 何の為に 生きてるの？ 何の為に 死んでいくの？ 心はどこに 繋がっているの？ 君が僕に、話をした続きを聞きたいんだ。 「無から生れてこない私達は、決して無になることはないですよ。」 まだ、僕は生きている… 盲目の君が、僕をみつけてくれた理由… 君に、また逢えたなら、その答えがわかるような気がしたから… ……………… 未来への念い ……………… あなたが一番、幸せを感じた事は何ですか？ あなたが一番、辛いと感じた事は何ですか？ あなたが最後に、見たいものは何ですか？ あなたが最後に、伝えたい事は何ですか？ あなたが最後に、逢いたい人は誰ですか？ 私は、あなたを見つける事ができます。 それは、私が、あなたをずっと見ていたからです。 あなたは、過去に私を見つける事ができなかった… 心は繰り返し生れ変わり、目的を果たすまで、何度でもすれ違います。 あなたは、本当に愛したい人を、愛しましたか？ あなたは、本当に愛されたい人に、愛されましたか？ あなたが、死を決めた時、誰を念いましたか？ あなたが、生を決めた時、誰を念いますか？ 強い念いは、未来に繋がります。 だから、 また、私を探してくれるのなら、一日でも永く、生きて念い続けてください。 同じ時代に 生まれてくる為に… …………… 君への永遠 …………… そこに君がいたから 夢だとすぐに気がついた 夢の中で君を見つけた 夢の中で君に逢えた 夢の中で君と話をした 夢の中で君を好きになった 夢の中で君に触れた 夢が終わるまで君の側にいた やっと見つけたよ 君が盲目の理由がようやく分かった 時代を越えて、逢いにきてくれたんだね… 白と青の広がる、空の下で永遠の誓いと、君が眠る場所の隣に撫子の種を植えた。 僕は、今を生きるけれど 那由他の時が、かかろうと 刹那の希望しか、なかろうと 必ず君に逢いにいくよ。 太陽の光りと柔らかい風が僕を包んでくれた。 目を閉じると、いつでも君がいる。 君だけを見ていたい。 ずっと、そうしていたい。 悲しい時にだけ、涙が出るものではない。 君への念いで溢れ出した涙が、導かれていくかのように、撫子の種を植えた場所へと流れだす。 太陽の暖かさと、風の強さが増したような気がした。 ∞ 「ありがとう」 † 優しいものが、頬に触れたのを感じたので、目をあけると、真っ白な羽が足元に落ちていた。 その瞬間が、君との再会だった… This is the original of the picture book. I wrote it for you. 2009年6月10日 |
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そこには、大好きな君が僕の傍にいてくれますように…