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日々精進

自己啓発と努力の日々

 
2010-07-30

検索エンジン

カテゴリー: 日々の徒然
GoogleとYahooの検索エンジンが提携する

そんな時事が話題になっている

我が国ではオークションでも検索でも
Yahooはトップの偉大なる巨人企業だが

グローバルなアドレス空間全体としては
Googleが圧倒的な寡占状態、

研究データや特許情報、判例情報といった専門検索では
それぞれサイトのエンジンとデータベース、リンクを使うし、
一般的な検索は基本的にGoogleだけで足りる
私の場合はYahooを使うのは地図と路線、オークション
などでYahooを使っていて移るのが面倒なので
そのまま検索する場合など以外ではYahooは使わない

当初、Yahooは検索用メタデータの構築を人力の登録方式で
行っていた。調べる側としては更新レスポンスにも劣るし
何よりもYahooの社員によって選別される、情報が左右される
そういうことが、ものすごく気に入らなかった

実際、登録方式時代のYahooは殆ど使い物にならなかった

結局、Googleに倣いロボット方式になったが
エンジン性能が比べ物にならないから
使い物にならない事情は殆ど変わらなかった

これで日本でもエンジンではGoogleが標準になり
OSのWindowsに近い状態になる

使い勝手が良くなるのは歓迎だが、ただ一つの仕組みに
世の中が支配される事態を懸念する向きも少なくない

実際、私の場合は調べものをしていて
Googleで1件もヒットしないことが結構ある

1WORD検索で1件もヒットしないと何か調べ方やキーワード入力を
間違えたのかと確認してしまうものであるが決してそうではない

世の中の多くのは、ネットの検索で何でも情報が手に入り
大方のことは多かれ少なかれ分かるものだと考えている

しかし私の感覚では、ネットに蔓延している情報は
嘘や間違いに満ちており、特に難しいこと程、独自の解釈を気取った
平たく言うと誤解と歪曲にまみれたあげくデマに姿を変える

分からないことを分かったつもりになる知ったかぶりは
マスメディアでも周知の通り、非常に多いから
結果的に簡単に分かり易く書かれた嘘の話が裏付けのない
まま引用に引用を重ねて多数派のようになり
初めて調べる人にとっては、恰も本当であるかのような
印象を与えてしまうことになる

実は活字メディア、出版物の時代からそうしたことは
結構あって、学術書には少ないものの
読み物系の解説書はそうした説明が非常に多かった

こうした情報を鵜呑みにすることは危険であるし
こうした情報を得て知識を増やした気になるのは
単なる錯覚に過ぎないのである

Googleは必ずしも答えを教えてくれる万能の知恵袋では決してない
巷に溢れる情報を整理してくれるだけなのである
使う側も、そのことだけは忘れてはいけないだろう