を作ってくれるような 柔らかさと 温かさと 心地好さの そんななんともいえない ふにゅふにゅした 優しさの 腕に出会いたい。 あの水色の 氷の音と 優しくされてる感の 小さな頃にしか 味わえなかった あの心地好さを。 |
だから とりあえず やかんを 消毒しました。 やかんは 常に火傷状態、 きっとね。 嘘っぽい水ばかりだから。 |
とある夢の国のホテル。 であったおじいちゃんは うるさいはやくいけいけと孫たちを追い出しながら 私と二人になったとき、 こっそり いっぱい語ってくれた。 左半身不随でね、 おじいちゃん、それさっききいたってば。 それは飲み込んだ。 救急車のなかでさ、 行きつけの病院あるかってきくから答えたのに、 いきゃーしねえんだよ、 で、俺が嫌いな病院いくっつうから、 それなら降りてやるっていってやったんだよ えっそりゃまたなんで じゃあなんで行きつけなんてきくんだろ。 そんな話をした。 そんな話をした。 そのうち、かぶってる言葉は数回あった。 私は いろんなことを想ったせいで 一分長引いた。 なんだかいろんなことで 感傷的だ。 どうしていいか わからないくらい どうしたら 現実をみられるのか わからないくらい。 |
タナバタと タナボタは 似ていると思う。 七の夕。 微妙なバランスで 成り立っている文字だとおもう。 どこに、いったのか みつからない。 |