7月に入った途端、生活質需品の値上げラッシュ。 ガソリン価格が180円を超え、食用油など食品、そして電気、ガス料金も上昇。 値上げの影響を受けない人はいないんじゃないかな。 思い起こせば、つい2~3年前には「インフレ・ターゲット」などという事が真剣に検討されていた。 モノの値段が下がり続け、企業業績に悪影響があるから、という理由で。 その対策として企業は人件費を削り続けてきた。 そして過去最高の業績をたたき出した企業も少なくなかった。 昨晩、テレビ東京のWBSで最低労働賃金についての話題がでていた。 番組中、先進各国の最低労働賃金の表が出ていたが、日本は最下位。 それどころか、労働賃金が安いとされている中国よりも低い。 各国の算定基準が一定ではないので単純に比較できないとはいえ、いつのまにか日本は低労働賃金の国になったようだ。 物価が上がり、社会保障費の増大で常に永田町界隈では増税議論ばかり。 生活防衛も、そろそろ限界かも。 米国のサブプライム問題を事の発端として金融不安が起こり、その影響が株安を招き、投機資金が原油や商品市況にどっと流れたのが原因とされている。 でも、本当にそれだけなのだろうか。 世界の何処かで、確実に儲けている奴がいる。。。 |