本来なら3月で引退予定だった古いディーゼル機関車が磐越西線で最後の活躍をした。 東北本線が不通になったため新潟方面から被災地に石油を輸送したそうである。 しかし、この区間には急こう配があり、引退予定の古い機関車一両では力が足りず二台連結してタンク貨車10両をけん引。 それでも一部区間では坂道を登りきれなかった事もあり、その時にはさらに一台連結するなど大変な輸送になったみたい。 この事はちょっとしたニュースになりNHKでも放送したし、動画サイトにも投稿されていた。 私もその動画を見たが、重連のDD51が長いタンク貨車をけん引している姿を見たら、不覚にもちょっと感動。 ただ、貨物列車が走っている動画なのにね。。。 子供の頃に見た本にD51(通称、デゴイチ)よりも力強く、C61(今年から高崎~水上間で走るSL)よりも早く走れる高性能機関車と紹介されていた、DD51ディーゼル機関車。 本物は見たことがなかったがSLは子供にとって、とても力強くカッコイイ存在だった。 ディーゼル機関車は凄いな!、と思いつつも、これも時代の流れなのかなぁ、と感じていた。 それがまさか蒸気機関車を引退に追い込んだ(当時の)最新型ディーゼル機関車にシンパシーを感じるようになるとは。 時は着実に流れているんだなぁ、思う。 |