知らない間にW杯アジア予選のプレーオフをやっていたようだ。 日本は最初に南アフリカ大会出場を決めていたのですっかりプレーオフ出場国のことは忘れてました。 対戦相手は、サウジアラビアとバーレーン、ともにグループ3位。(日本は2位で本大会出場) ホーム&アウエーで2度戦いますが最初の試合はバーレーンのホームで0-0でした。 そして今回のサウジホームでの試合ですが後半まで1-1の同点です。 もしこのまま試合終了なら勝ちチームはバーレーンとなります。 2試合とも引き分けなのになぜバーレーンなのか? サッカーに疎い人ここまでついて来てますか~? アウエーゴール規定というルールがありホームよりアウエーでゴールしたほうが有利というルール。 なのでバーレーンがアウエーで1点を取っているので勝ちになります。 しかしここから劇的ドラマの始まりです。 後半もいよいよロスタイムに入りました。 ロスタイム1分、このまま負けられないサウジが執念の勝ち越しゴールを決めました! これで2-1、沸く観客たち。文句なくサウジの勝ちで決まりかと思われたが。。。 ロスタイム4分、バーレーン最後のチャンスと思われるコーナーキック。 するとなんとまさかのヘッドがゴールすみにIN!! 信じられない瞬間に倒れこむサウジイレブン、歓喜のバーレーン、静まりかえる観客。 日本のドーハの悲劇のようです。 これで試合終了。 2-2同点ですがアウエールールでバーレーンの勝利となりました。 選手、監督は様々なことを考えながらプレーしています。 まさかこのような試合が起こるとは両方とも想像してなかったでしょう。 でもまだバーレーンは安心はできないのです。 アジア5位になっただけでこれから本当の最終戦、オセアニア代表との試合が残っています。 ニュージーランドとの試合ですがランキング的にはそんな差はないらしい。 バーレーン71位、ニュージーランド78位(2009/5) また意外に凄い試合したりして。 まぁ高みの見物ですが。 |
ついにイチローらしい内野安打で大記録決めましたね! インタビューも記録達成した安堵感からかいい表情でした。 本人も45歳くらいまで現役でいたいとOBの山田久志さんに語ったそうです。 これからケガなく10年活躍すれば3000本安打も可能かもしれない。 打つこと走ること野球を心底愛してるんだろう。 この間まで伊良部秀輝(ロッテーヤンキーズー阪神)が四国九州アイランドリーグに入団してました。 しかしけがにより球団に迷惑をかけてしまうと退団してしまった。 彼も40歳での現役復帰と嬉しいニュースでしたが残念ですね。 今回のけがはけんしょう炎らしいのでまた治して投げて欲しいです。 ロッテ時代に西武・清原との対戦を見ましたが速球は魅力的でした。 グラウンドで見てても他の投手とのスピード差は十分わかりました。 阪神引退は足の痛みからの退団でしたが米国で草野球みたいなのはしていたらしい。 そこで足を上げない投球フォームに変えたところ痛みなく投げれたそうです。 以前ほどの球速はないもののまた野球をやりたい、やるならできるだけレベルの高いところでという気持ちから四国に帰ってきたのです。 もちろん仕事としてでなくただ野球がしたいというだけのために。 彼は高校時代は香川の尽誠学園出身ですがいわゆる野球留学で尼崎出身です。 そのころ尽誠は野球に力を入れだし県外から優秀な野球学生を招くなど地元では賛否両論あるが甲子園で勝利をあげるとやはり嬉しいものだった。 それまで香川代表といえば高松商業だった。 だが甲子園に出てもよく一回戦で敗退していた。 当時、私の従兄が高商に在校していて従兄の家に遊びに行くと背の高い丸刈り頭の友達が来ていた。 のちに彼は高商のエースと知るのだがにきび顔で優しそうな人だった。 甲子園から帰ってきても全国放送で投げていたあのオーラはなかったが親しみやすい印象が残っている。 今日は懐かしい記憶を想い出した。 従兄の机に大切に飾ってあった誇らしげな小さな瓶。 甲子園の土が入ったその小瓶はただの砂に見えたが彼からの優しい贈り物だった。 |
ここ香川県でも裁判員裁判が始まったようだ。 今回はそんな裁判員制度がまだ話題にもならなかったころ、映画「12人の怒れる男」をパクった、いやパロディにした三谷幸喜脚本の作品を取り上げよう。 「12人の怒れる男」とは12人の陪審員が被告の無罪有罪を全員一致になるまで討論する密室劇である。 映画に登場する12人それぞれのキャラをそのまま性格も同じ設定で日本人に置きかえた三谷ワールド。 怒れる男では決して出てこないだろうお笑いや、よく練られた筋書きを楽しめる。 優しい日本人でも全員一致での判決だが最初は被告が若くてお肌つるつる美人だったので全員無罪と決め込み早々に帰ろうとする。 しかし一人の男が有罪の手を上げたことから熱い論争が始まってしまう。 何とか有罪にしたいその男はあの手この手で被告の罪を暴くのでした。 中にはみんなの意見に左右されて主張をころころと変える者。 無罪と有罪の間で悩み「むう~ざい」と訳のわからない発言する女性。 それでもかたくなに無罪を信じるどこにでもいるような親父。 ・・など個性的な人間たちが無罪有罪に一喜一憂するのです。 だがこの親父の発言「ジンジャーエル」は、これを発想した三谷をさすがと思わせた。 確かにジンジャーエルを「○○○ゃ○ー!」と言うのは強引でムリがあるが妙に納得させるものがある。 舞台版の12人の優しい日本人も観たがやはりこのジンジャーエルが一番盛り上がり、拍手や笑いも最高潮だった。 果たしてこのまま全員一致の評決は出せるのだろうか。 実際の裁判員に選ばれたら判決で悩んでも、まさか「むう~ざい」とは口がさけても言えない。 |
NHKスペシャルでONの時代が放送してました。 長嶋は天才型、王は努力型、タイプの違う両輪。 人気と実力であの巨人黄金時代を築いていきました。 感覚的な長嶋より王なら自分でも少しは近づけるのではと目標にした選手たちは多いと思います。 王は世界的にも尊敬されていて大リーガーたちは握手やサインを求めてきます。 ホームラン記録も偉大だが人格者としての素晴らしさが世界に知れているのでしょう。 一方、いわゆるひとつの長嶋節も有名ですね。 数え切れずにあると思うけど一つの逸話を。。 監督時代に相手チームの対戦前のミューティングで「みんなも相手のデータのことは 耳からタコが出るほど聞いてると思うが。。。」と言いました。 真剣に聞いていた選手たちも笑うに笑えず困ったことでしょう。 番組の中で王が死球を受けて長嶋が本塁打を打った話がありましたが詳しい解説をすると。。 阪神の投手はバッキーで王に2球続けて顔の近くに投げました。 実は前の打席でもお腹に死球を受けてます。 さすがの王もマウンドのバッキーへと歩みよります。 今のルールなら危険球即退場ですがこれが乱闘となり王の師匠である荒川コーチが 一番に飛び出しバッキーはこの時右手指を骨折し結局これが元で翌年引退しています。 (バッキーの右ストレートが荒川コーチの顔面にHIT!) 代わった阪神の投手がお返しか緊張のあまりなのか王の頭部に! タンカで運ばれる王。 (王はわざとじゃないだろうと言ったという。) 騒然とする巨人軍ベンチ。 怒号や歓声で大騒ぎの観客たち。 そのなかで一人だけらしくなく静かに集中してる長嶋がいました。 ゆっくりバッターボックスに立つミスター。 カーーン! 一瞬静まるスタジアム。 ボールがスタンドに吸い込まれると球場は興奮のるつぼへ。 その一振りは長嶋が王に捧げた伝説的なホームランとなったのです。 野球は時に絵に描いたようなドラマを生むのでした。 |
今NHK-BSでスピルバーグ映画の特集をしている。 BS-2(BS102)の放送なのでハイビジョンではないが作品的には粒ぞろいである。 今回の放送で楽しみなのが「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」 (訳:捕まえれんなら捕まえてみー) まだ少年だが知能は高く変装しながら女にもモテるという天才的な詐欺師。 それを追いかける人情味のあるFBI捜査官。(どことなく銭形警部を連想させる。) 華麗に逃亡を続ける詐欺師をディカプリオ、FBI捜査官をトム・ハンクスが演じる。 テーマソングもピンクパンサーっぽいポップなオープニングで期待させてくれる。 驚くことに実在のモデルがいる実話、ラストの展開も小気味よい。 追いかけられる映画が多いスピルバーグの中でそのまんま追いかけっこムービー。 デビュー作の「激突!」は追いかけられる恐怖を描く傑作だ。 最後までタンクローリーの男を見せない手法は観終わっても不気味さが残る。 この映画あまりに低予算、初監督だったので修正できていないシーンがあるらしい。 実はシャツ姿のスピルバーグ本人が映ってしまっている。 別にヒッチコックやナイト・シャマランのように出たがりではない。 指摘のシーンは主役の男が電話ボックスに入るときガラスに監督が映ってしまったようだ。 一瞬らしいので見逃さないよう録画して確認してみよう。 その他「E・T」「ジュラシック・パーク」「マイノリティ・リポート」など追いかけ感を楽しむ特集のようだ。 |
最近旅はご無沙汰だが歴男としては城に興味ありいくつか訪ねている。 香川在住なので四国関西圏が主だがいつかは全国制覇したいものだ。 そこで今まで行ったことある城の旅日記をまとめてみよう。 まずは地元から天守閣はないが「玉藻城」(高松城)。 日本三大水城と言われ海水が城の堀に入っている。 最近は鯛など自然の魚に餌付けができるらしい。 誰かが餌をやって鯉みたいになついてしまったようだ。 いつになるかわからないが天守閣の復元を狙っているらしい。 次はお隣「丸亀城」。 天守閣が櫓(やぐら)のようで日本一小さいが石垣は日本一高い。 なんというアンバランス、と思うなかれ。 扇の勾配といわれる芸術的な石垣が風格を漂わせている。 城を登るときにはよっく石垣を見上げてくださいませ。 香川を離れ愛媛「松山城」へ。 立派な連立した天守が壮大な城です。 香川には無い巨城に羨望のまなざし。。 いくつか登り道があるようだが険しそうなのでロープウェーで登った。 城の近くに「坂の上の雲ミュージアム」があるようだが私が行ったときはまだなかった。 今年NHKでドラマ「坂の上の雲」が放送されるようなので楽しみにしている。 登場人物の中では秋山真之(本木雅弘)を注目したい。 日露戦争の日本海戦出撃の電文「天気晴朗ナレドモ浪高シ」は名文だ。 さてお次は南国土佐の「高知城」へ。 来年大河の龍馬伝(福山雅治・主演)が始まるとまた人気が出るスポットだろう。 数年前に仲間由紀恵が演じた「功名が辻」でも高知は舞台となった。 高知城は山内一豊の関ヶ原時代を感じるが市街地は維新の志士の影響か幕末の香りがする。 城下では日曜市が有名で長~~い露天が出ている。 ちょっと話かけると威勢のいい高知弁を聞くことができるきに。 また桂浜まで足をのばすと太平洋を望む龍馬像を見上げながら潮風を感じるだろう。 どこの城も公園があり春なら満開の桜が見どころだ。 さて今回はここまで、次回は本州へと攻めのぼります。 |
今まで行ったことのある城の旅日記の続き。 いよいよ四国を離れ「岡山城」へ。 ここは関ヶ原で西軍の主力となって戦った宇喜多秀家が治めていたが 敗戦・流罪により新しく城主となったのが東軍に寝返った小早川秀秋である。 その秀秋もまもなく亡くなりお家は断絶、その後は池田家が治めた。 いわゆる五大老(徳川、毛利、前田、上杉、宇喜多)の中で唯一家名が残っていないのが惜しい。 城は黒壁でカラス色から烏城(うじょう)と言われ姫路城の白鷺城と比較されるほど黒が艶やかである。 戦国時代に想いを巡らすと城の防備が薄く平坦で攻めやすい地形ではある。 広大な後楽園もあり戦国というよりは太平の時代を想わせる。 次は山陰「松江城」へと。 この城も黒塗りで威風堂々とした城郭である。 聞くところによるとより戦いに適した城作りをしているらしい。 城内にある石落としなどの仕掛けが残っている。 旅行の見どころは近くの武家屋敷や宍道湖であろう。 小泉八雲の怪談話も有名だ。 今度は一転広島を目指し西へ。 広島の前に「福山城」へ立ち寄った。 白壁に五層の天守閣がそびえたつ。 車で行ったのだがJR福山駅のとなりにあるため割と行きやすいだろう。 目的地は広島だったので時間がなくあまり長居は出来なかった。 天守に登ったかどうかも記憶にない。 城をバックに写真は撮ったような。。 「広島城」に来たものの実はあまり強い印象が残っていない。 その前に見に行った原爆ドームの雰囲気が少し旅行気分を冷ましたようだ。 写真を一枚とシャッターを切ったがここで記念写真はそぐわない気がした。 ドームの生々しいがれき跡や丸い骨組みを見ると惨劇を思わずにはいられない。 広島城も原爆により一瞬にして消失してしまったのだから。 ここから秀吉の中国大返しじゃないが九州へは渡らず一気に東へと向かいます。 実は九州は博多どんたくや長崎など何度か行っているのだがうっかり城巡りをしていないという始末。 いつか天下の名城・熊本城だけは行かねばならぬ! それでは次回は関西編でござる。 |
城の旅日記の第3弾。 やはり世界遺産の「姫路城」は訪ねないといけないだろう。 まずは現在まで勇姿を残せた奇跡と偶然について。 最初の危機は幕末の戊辰戦争。 旧幕府側の姫路城は西からの新政府軍の総攻撃を受けるピンチがあった。 しかし西日本は東北勢ほどの抵抗はなく早めの降伏で姫路城も開城している。 次の危機は太平洋戦争。 各地で空襲がありついに姫路市にも大空襲が襲った。 天守や城郭などに焼夷弾が直撃したが不発弾となり奇跡的に戦火を免れた。 翌日、焼け野原になり打ちひしがれた市民の目にいつもの雄大な城が立っていた。 姫路市民も不死身の城に涙したことだろう。 さて城の探索に移ると天守に行き着くまで迷路のような通路を歩く。 途中、伝説の播州皿屋敷の井戸も見ることができる。 天守に登り絶景の街を眺めると大名になったような気分を味わえる。 城には満足したのだが交通にタクシーを利用したのがケチをつけた。 JR姫路駅からタクシーに乗り「姫路城へ。」と言うと嫌な顔をされた。 到着してわかったのだが歩いて15分くらいの距離のようだ。 あとで近すぎて悪い気はしたが初めての土地なので仕方ないじゃない。 では気を取り直して次の「大阪城」へと。 太閤秀吉のイメージが強い大阪のシンボル的存在。 現在の城は鉄筋コンクリート製の頑丈な城でエレベーター完備。 多分これなら大地震にも耐えるだろう。 大阪は従兄が住んでいたことがありワンルームマンションに泊まりに行った。 夜、従兄が仕事でいなかったので狭いマンションで一人ぼっちもつまらないので 大阪の夜を自転車で探検することにした。 大阪城の周辺を走っていたら警官にまさかの職質されてしまった。 どうやら不審な自転車泥棒に見られたようだ。 自分の自転車じゃないので少し困ったが従兄のだと本当のことを言った。 登録番号がどうとか言っていたが結局調べることなく夜遅く出歩かないよう注意だけ受けた。 内心、もし従兄がこの自転車盗んでたらヤバクない?っとは思ったけど。 昔はちょっと借りるといいながら自転車を盗むやつが多かった。 従兄のはちゃんと買っていたみたいだけどね。 ではでは次回、関西PART2へ続く。。 |