■ひろゆきの日本ユニセフ&アグネス叩きについてそろそろ一言いっとくか 黒柳徹子は個人口座を2つ公開してて、そこに入金された寄付金をそのままユニセフ協会本部に拠出してるのに、日本ユニセフ協会は81%しか拠出してない。子供のためを思えば徹子に寄付するべきだ、という論法なんだけど。ようするに「金抜きすぎ」というほのめかしだ。しかし「81%を上部団体に拠出し、19%を自前の運営・活動に割いている」という経営実態は、日本ユニセフ協会のやってる活動内容を見るかぎり、相当のパフォーマンスだ。 実際、http://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_don.htmlを確認すれば ■ 各国ユニセフ支部は本部と協力協定を結んでいること ■「募金の75%以上の本部拠出と25%以下の支部活動支出」という配分比が定められていることがわかる。 そして、日本ユニセフ協会のこの誇らしい宣言を見よ。 「2012年度、当協会は、みなさまからお預かりした開発途上国の子どもたちを支援するための ユニセフ募金(161億1,252万円)の81%にあたる130億円を、ユニセフ本部に拠出することが できました。これは、世界36の先進国・地域においてユニセフを代表するユニセフ協会(国内委員会) の中で、最高額となっています。また、81%という拠出率も極めて高いレベルを維持しています。」 日本ユニセフ協会の国内活動費に使われるのは癪だから黒柳徹子氏に寄付するほうがいいのだ、 という考え方もあるかもしれないし、それが一律に間違ってるとは思わない。 しかし、黒柳徹子氏のWebを見る感じでは、年間の寄付額はおそらく1億には満たないだろう。 そして個人口座では、130億円/年の寄付金の出納をマネージすることは不可能だ。 また、善意で無償奉仕を行う個人ボランティアを引き合いに出して日本ユニセフでの19%の 資金利用が「ピンハネ」「中抜き」だと叩くのは、ボランティア活動やNPO活動全体にとって、 非常に悪い結果を招く。つまり: ■個人篤志家かつ資産家である黒柳徹子氏の有形無形の「持ち出し」への寄生を正当化する ■NPO組織の運営に関わる人々の労働コストを「買いたたく」ことを正当化する ■慈善活動への関与は無償または廉価で行われるべきだという間違った社会通念を固定化するからだ。 http://anond.hatelabo.jp/20131114111136 経費が年間30億って..... 日本ユニセフ協会の収支を見て気になったところを抜粋 http://www.unicef.or.jp/about_unicef/pdf/syusi_yosan2013.pdf 役員報酬計 18,479,000円 給与手当計 238,555,000円 福利厚生計 58,645,000円 退職給付計 18,280,000円 雑費計 17,883,000円 業務委託費計 1,099,569,000円 職員数は66名らしいので給与総額はこんなもんだろうが それにしても雑費と福利厚生が多すぎるし 福利厚生は66名のスタッフ数で割ると1人当りおよそ90万円 そもそも役員に報酬なんか渡す必要あるか? あと業務委託費って何?10億円以上も業務を委託するなんてありえる? これって関連会社に資金を迂回してるんじゃないかと邪推してしまわないか |
・お茶請けに
・ご飯のお供に
・酒の肴に
・夜のお供に